呉市行政視察
2015-08-17
土浦市議会の私が所属している会派「郁文会」ではじめての行政視察です。この視察日程は本来なら7月中旬に実施する予定でしたが、大型台風が上陸したため予定を一ヶ月伸ばして今日から3日間となりました。天候不良のため一ヶ月伸ばしたのですが、本日も全国的に大雨で、新幹線が早朝不通になるなど、あやしい雲行きとなり、常磐線は柏駅で緊急ボタンが作動するやら、上野駅で急病人の搬送があるやらで10分遅れ、新幹線の東京発がやや遅れぎみだったので事なきを得て、広島に到着、と思ったら呉市に向かう予定の列車が大雨のため突然運休し、違う列車で呉市に30分ほど遅れて無事到着、一寸した波乱の含みの行政視察の幕開けです。呉市の視察テーマは議会報告会。呉市では平成22年に議会基本条例を制定し、議会報告会を開催しています。特筆すべき点は、基本条例の17条に市政に関する重要な課題を共通認識とて、政策立案等を推進するために「政策研究会」を設置しています。政策研究会は副議長を委員長として、各会派及び諸派の政策責任者1名ずつで構成され、議会報告会の企画運営のほかに意見書、決議の審査と政策立案等を行います。政策研究会で決まった議会報告会を四つの常任委員会が各地域でそれぞれ4回の報告会を開催しています。そして報告会で市民の方々から提案された意見などをもとに次回の報告会の内容などを検討します。土浦市議会も11月にははじめての議会報告会を開催する予定なので、今回の研修は大変参考になりました。研修終了後には、大和ミュージアムを見学し、夜は、呉市が遊歩道の一画に水・電気など利用できる設備を用意して一般に貸し出している呉市の屋台村に足を運ぶなど、呉市で実践しているまちづくり事業の現場を見学させて頂きました。
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