今治市行政視察
2015-08-19
視察最終日は、昨日、自転車で走った「しまなみ海道サイクリングロード」で視察テーマは「しまなみ海道サイクリングロードを活用した観光について」です。今治市役所にて担当課より説明を受た資料のタイトルが「サイクリストの聖地 瀬戸内しまなみ海道」資料に目を通しながら、昨日は走ったコースを思い浮かべ、なるほどサイクリストの聖地というインパクトあるタイトルがピッタリな表現であると感心をしていました。瀬戸内しまなみ海道は愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ全長59.4㎞のルートで自転車で走る走行距離は約70㎞のコースです。平成19年より尾道市、今治市、上島町の二市一町及び19の関係団体で「瀬戸内しまなみ海道観光推進協議会」を設立しサイクリング活用、PR 事業を実施しています。平成24年度の調査ではサイクリング客数が約175000人、一日平均480名を数えます。その内レンタサイクル利用者が約四割、マイサイクルが六割だそうです。経済効果をお伺いしたところ、平成26年の事業収入が約六億二千万、宣伝効果を試算すると八億三千万の経済効果があったそうです。すばらしい経済効果を生むサイクリング事業を維持するためには様々な施策に取り組んでいます。その一つが「しまなみサイクルセイバー」です。サイクリング中にパンクなどの不慮の事故が起こった際に自転車安全整備士の資格を持った職員が専用車両で駆けつけます。また、自転車のタイヤチューブなどの修理備品を飲料水の自動販売機で販売するなどの工夫がされていました。筑波~霞ヶ浦を結ぶサイクリング道路を整備するにあたり大変参考になる視察でした。
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