仙台市行政視察
2022-07-14
市議会会派の郁政クラブ行政視察3日目は、仙台市の「せんだいメディアテーク」この施設は2001年に様々な記録媒体による情報を収集し、保管し、市民の自主的な情報検索、発信など活動を支援するとともに美術、映像文化の創造と普及の場を提供し、生涯学習の振興に資する事を目的に開館しました。建物はプリツカー賞を受賞した建築家の伊東豊雄氏が設計し、グッドデザイン賞や公共建築賞他の数々の受賞歴を誇る地下2階地上7階の中に市民図書館、ギャラリーやスタジオがある施設です。運営は仙台市民文化事業団が指定管理者となり、館長、副館長そして、管理課と企画活動支援室、アーティスティックディレクターでも組織され、展覧会等総合事業やせんだいアートノードプロジェクト、震災の記録、市民協働アーカイブ事業等を企画し開催しています。施設には年間130万人もの来館者がある仙台市の文化拠点施設となっています。昨年度の企画事業では「ナラティブの修復」と題して開館20周年展としてナラティブ(もの語り)テーマとした展覧会。東日本大地震からの10年間、メディアテークとともに地域で活動してきた美術や映像の表現者が、過去、現在、未来の社会を見据えて形に表した10の語り術が集う事業などを開催し、多くの来場者を、集めていました。東日本大地震にも耐えた施設ですが、20年が経過し、照明器具等が老朽化してきた為、本年度に照明をLEDタイプに切り替えるなどの大規模な改修工事を実施するそうです。土浦市の駅前にも同様の施設、市民ギャラリーを含む図書館が整備されていますので、仙台市の施設管理や市民向け事業の企画などを参考にし、市に提言していきます。
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