今治市行政視察
2022-10-04
視察2日目は今治市が平成30年に竣工したクリーンセンター「バリクリーン」です。この施設はDesing(設計)Build(建設)Operation(運営)DBO方式、公設民営の事業方式を採用しています。施設規模は、可燃ごみ処理174tを24時間体制で処理し、リサイクルセンターでは、燃やせないゴミ、粗大ゴミ、プラスチック製容器包装をなどの41tの取扱をしています。特徴的な点では、ごみ発電(3800kw)を行い、施設全体の消費電力を賄うと共に、隣接する公共施設に供給、さらに、余った電力を売却し、年間で約2億5000万円の収入を得ていました。また、防災の拠点施設として、万全の耐震、免震対策を実施し、停電時においてもごみ発電により安定した電気を賄え、管理棟には災害時に、市民が安心して避難場所として活用できるように320人分の非常食や飲料水を備え、有事の際には、地域の防災士と連携し避難所の運営が行えるように定期的な訓練を実施しているそうです。ゴミ処理に関する問題と防災対策は、どこの自治体でも悩んでいる大きな課題です。その大きな課題に取り組んでいるこの施設での研修は大変参考になりました。今日、学んだ事を本市で活かせるような政策を考えて提案していきます。