行政視察
2011-11-30
視察3日目の札幌市は昨日までの穏やかな天候から一変して雪、高速道路も吹雪の為、一時的に閉鎖になる箇所もありました。今日は、札幌市が設置し管理運営を財団法人札幌市防災協会が行っている札幌市民防災センターに来ました。一日の平均来場者数が約二百名、団体だけでなく、個人で来場する方も多いそうです。この施設は地震、煙から避難、消火器を使用した消化活動など様々な体験を出来るコーナーが充実しています。我々も地震体験コーナーで震度6を体験してきました。揺れを感じたらテーブルの下に潜り込み、座布団で頭をカバー、揺れがおさまったらコンロの日を消し、電気ブレーカーを落とす。手順に従って実施しましたが、3月11日に起こった東日本大震災の時は大きな揺れが長く続き、只呆然としていたのを思い出しました。災害はいつ起こるか予測は出来ませんが、災害に備えることは出来ます。この札幌市のような充実した施設を整備することはこれから必要性が有るとは思いますが、土浦市単独で整備するには財政面や管理面で難しいとは思います。しかし、隣接する市町村と合同や県南など広域 で設置することは可能ではないかと思います。今後の検討課題として防災意識の向上について取り組んでいきます。