神立資源リサイクルセンターバイオプラント

2012-06-22
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神立資源リサイクルセンターバイオプラントの施設を見学してきました。このプラントはバイオマス資源「生物由来の有機性資源物(化石資源を除く)」の有効活用を目的として、日立セメント株式会社が事業主体となり完成させた施設です。配布された資料には、食品廃棄物をバイオプラントでメタン発酵させ、バイオガスを回収すると共に堆肥も生産。回収したバイオガスは隣接する廃棄物焼却施設「エコプラント」で使用されている重油の代替燃料として使用され、化石燃料の使用料削減による地球温暖化防止、有機堆肥使用による農業活性化、そして資源循環型社会づくりに貢献すると記されていました。土浦市では平成22年にバイオマスタウン構想を策定しおり、この施設は本市のバイオマスタウン構想の中核施設として運用されていくと思います。この施設では二十四時間稼動し一日あたり約135トンの処理が行えるそうです。土浦市でもゴミ減量を目指して、このプラントに食品廃棄物、いわゆる生ゴミを回収して運び入れることを実施します。最初は、食品廃棄物の収集モデル地区として、三つの町内会で回収を行い、様々なデータを集積、分析してから市全域に広めて行く考えのようです。最新の設備を整えたこの施設では、特に臭いに気をつけていて、登録された廃棄物収集車のみを施設内に誘導するシステムや施設外に臭いが漏れないように入口を二重ドアにすること、そして臭気センサーを施設周辺に設置するなど悪臭を外部に漏らさない工夫がされています。これから、この施設が本市のバイオマスタウン構想の実現に貢献してくれることを大いに期待しています。

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