高松市行政視察「保育所・幼稚園への芸術士派遣事業」

2012-07-10
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この事業は、芸術系大学の卒業生などの様々な芸術分野に高い知識を有するアーティストを「芸術士」として保育所・幼稚園に派遣して、保育士・幼稚園教諭と連携しながら、子どもたちと絵画や造形など様々な表現活動を行い、子どもが持っている感性や想像力を伸ばすことを目的に行っている事業です。当初は国の補助金を利用して事業を行いましたが、現在は、高松市独自の事業、まちづくり戦略事業の一つとして、年間三千万円を予算化し、公立と民間の保育所20箇所、公立幼稚園3園、こども園2園で、11名の芸術士が週1〜2回活動しています。芸術士が保育士と話し合い、その園やこどもにあったアートを保育士と一緒に協働で作り上げていくこの事業の評価は高く、幼児教育のひとつして取り入れる事を検討するべきであると感じました。視察終了後に宿泊する施設周辺の散策に出かけ、再開発事業で出来た、新しいアーケード商店街が数百メートル続いた箇所に交差する、数本のアーケード商店街,そして新しいアーケード街に平行に走っている古いアーケード商店街など縦横に広がるアーケード街の広さに驚き ました。古い商店街には空きテナントも目立ちましたが、コミュニティFM放送のサテライトスタジオや商店街独自のキャラクターを作るなど、それぞれの商店街が独自のイベントを開催し賑を創出していたのが印象的です。人口規模は全く違う高松市ですが、本市のまちづくりの参考に成る点が多々有った視察です。

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