稚内市行政視察
2012-08-23
新千歳空港から飛行機で約一時間で稚内空港に到着!稚内市も気温が30度を超える猛暑日。今回の視察内容は「メガソーラーと再生可能エネルギーについて」稚内市では平成15年に環境基本条例を制定し、平成18年から10年間の環境基本計画を策定しました。稚内市は年間を通して安定的な風が吹き、年平均の風力は7メートルと風力発電に適した風力6メートルを超える風力発電に適した地域であり、市でも公園や水道部等の公共施設用に4基を設置しています。また日本最北端の地、宗谷岬付近には民間企業が有する国内最大級の1,000キロワット57基の風力発電施設など稚内市内で74基、76,355KWの風力発電施設があります。また、メガソーラー発電施設は国が公募したメガソーラー実験施設に応募して、平成18年から23年まで5種類の太陽電池パネルの発電実験や可動式架台などコストの低減やより効率的な発電、安定的な電力供給等の様々な実験を繰返して実施し、本年から運営管理を市が実施しています。風力発電は風の状態や微弱ですがプロペラから発する音や振動の問題など、適した地域が限られます。しかしソーラー発電については土浦市でも小中学校の屋上にソーラーパネルの設置が進んでいることや、民間が始まったバイオエネルギー施設の設置など、土浦市においても、再生可能エネルギーの導入を調査研究し、メガソーラー発電施設の誘致活動など、エネルギーの自給自足に向けた取り組みの必要性を感じた視察でした。
←「行政視察小樽市」前の記事へ |
次の記事へ「平成24年第3回定例議会」→