新発田市行政視察「日本語教育推進事業」

2014-10-27
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文教厚生委員会にて、新潟県新発田市で内閣府より日本語教育特区の認定を受け、平成21年度より取り組んでいる日本語教育推進事業について学びにきました。新発田市の日本語教育のねらいは、児童生徒に豊かな日本語を身に付けさせ、自分を表現する力と日本の文化や伝統に誇りをもつ心をはぐくみ、たくましい生きるための基礎を培うことにあり、主な学習目的を自己表現力を身に付けること人間関係力を育てること、まとめる力と発表力を伸ばす、日本語の美しさを感じ日本人の心について学ぶことです。市独自の教科日本語の教科書を小学校1・2年用、3・4年用、5・6年用と中学校用に分けて作成し、年間授業時数は小学校1・2年生が20時間、3~6年生35時間、中学1年生20時間、中学2・3年生35時間、教科「日本語」を受講しています。授業では、詩、俳句、百人一首、論語、ことわざ、しりとり、歌遊び、落語等を取り入れています。日本語の表現のおもしろさを味わう実践例として単元名「大喜利を楽しもう」と題した授業風景のビデオでは子供たちが限られた時間内で自己紹介やなぞかけを発表し、聞き手はその面白さを評価するといった内容で、クラス全体で日本語の美しさと自己表現力を学ぶことができる素晴らしい授業内容でした。教職員の創意工夫で教科「日本語」の授業を展開している新発田市の取り組を土浦市にも採用できるようにこれから提案してまいります。

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