平成20年12月 第4回定例会一般質問《質問3》

2008-12-30

《質問3》 乙戸川に架かる木製橋の安全対策と乙戸川の改良工事の進捗状況について
乙戸から乙戸南に抜ける乙戸市道で乙戸小学校の隣に流れる乙戸川に架かる木橋で、設置してから約25年が経ち木橋としての耐用年数も過ぎているようです。橋脚の部分は鉄骨で補強されていますので崩落する恐れはないとは思いますが、橋の欄干の部分は腐食していて片側は鉄パイプで補強されている状態です。この道路は、子供たちが通学に利用するだけでなく、乗用車も行き来する地域の住民の皆さんが生活道路として利用している道路ですので、橋の補強ではなく架け替えが必要ではないかと、住民の皆さんも心配をしています。しかし、橋の架け替え工事も茨城県で着手している乙戸川の改良工事が完成しなければ着工出来ないとの話も聞きますので、乙戸川の改良工事はいつ頃完成するのか進捗状況を教えて下さい。

 

《回答》
この橋の正式名称は乙戸川2号橋と申します。橋の規模は延長9.7m、幅員4.3m。昭和58年の3月に乙戸小学校の新設開校に合わせて、登校児童の通学路として設置されました。安全対策としては、平成8年度に橋の機能を維持するため、腐食した木製の橋脚を鉄鋼に改修する補強工事を行っております。高欄の部分は経年劣化により腐食箇所が本年6月に見つかりましたので、現在、暫定措置として鉄製のパイプで補強をし、安全策を講じています。乙戸川は一級河川として管理は茨城県です。河川の延長は乙戸沼を起点として小野川の合流地点まで約15キロメートルにわたります。本市の河川延長は3,250メートルで、暫定改修部分が1,607メートル、残りの1,643メートルの区間が未改修という現況です。本市としても、この未改修区間の早期整備の必要性を十分に承知し、毎年、県への要望はもとより、茨城県議会土木委員会が実施しております土浦土木事務所管内調査時に、早期着工をお願いしている状況です。先ほどの乙戸川2号橋の架け替えも、県施工による改修、川幅が現行の6メートルから16メートルに拡幅する工事にあわせて実施すると架け替え工事費の負担が市と県で二分の一となるため、同時期の実施を考えています。今後も県に対し整備工事の早期着工と完了を要望してまいります。

◎2月19日 茨城県庁に乙戸川の改修工事の早期完成を求める要望書の提出 荒川沖ブロック地区長の方々と乙戸地区住民の皆さんと県庁を訪問し、知事と県議会議長宛に要望書を提出してまいりました。荒川沖ブロック地区長14名が署名した要望書を1通と乙戸地区住民506名が署名した要望書の2通をそれぞれに提出いたしました。

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