平成20年12月 第4回定例会一般質問《質問2》
《質問2》 JR荒川沖駅、東西駅前広場の朝夕の混雑時における安全対策について
荒川沖駅は常磐線が開業した明治29年12月25日に開設され、旅客、貨物の営業を開始し、現在の橋上駅舎は常磐線にある駅の中でも最初に作られた橋上駅です。1日当たりの乗降客数は、約2万人弱で常磐線の中で7番目の利用者数である。朝は6時半頃から通勤・通学に利用する乗降客が増え、7時から8時の間が、自転車やバス通学する高校生や中学生、集団登校で駅前を通る小学生と、企業の送迎バス、送迎用マイカーなどで駅前広場は混雑のピークとなる。夜は、8時近くから駅に迎えに来るマイカーの数が増えて駅周辺の空きスペースは駐停車している車で占領されているような状態である。特に雨天時には車の数が増え、電車が到着するたびに東西の駅前広場は停車している路線バスとタクシーの間を送迎車と歩行者が行き交う、とても危険ゾーンとなる。このような状態の東西の駅前広場の混雑時の安全対策には次のような点が最も重要な課題ではないかと思われるがいかがか。
(1)送迎用マイカーの乗降スペースの確保
(2)東西駅前ロータリーへの車両等の進入路の見直し・検討
(3)駅前広場の街路灯の増設
《回答》
現況を十分に把握するため、歩行者や自転車、バス、タクシーの動線、駐停車状況など、実態調査を実施したいと考えている。それを分析することにより、歩行者や自転車の安全確保、広場内の植栽帯の位置関係、さらには議員ご提案の乗降スペースを確保する場合の広さや設置場所、あるいは植栽帯、歩道の改修の必要性について分析・研究し、警察等の関係機関と調整を行いながら、検討してまいります。街路灯の増設については、現地で確認したところ駅東口の4灯式の園路灯が消灯していたので改善しました。北側の部分はちょっと暗く感じるので一部改善を検討します。西口広場はカバーの汚れが見えましたので清掃します。街路樹の影響がある個所は剪定し、さらなる照明の確保ができるように対策を図ります。