福岡県春日市行政視察
2017-02-14
環境経済委員会にて福岡県春日市で実施している市民活動活性化事業補助金制度について学びました。この事業はボランティア活動や特定非営利活動など、複数の市民が行う「市民公益活動」に要する経費の一部を補助する制度です。市民公益活動の活性化や新たなまちづくりの担い手の育成を図り、協働のまちづくりの実現を目指しています。特徴的であると感じたところは、補助対象の団体として、1年以上春日市内で活動実績があり、5名以上で、かつ、二分の一以上が市内に居住または勤務もしくは通学している団体とし、補助対象経費は補助額を5万円以内は100%、5万円を超える場合には5万円プラス補助対象経費から5万円を引き、その半額をとし、限度額を20万円と定め、1年に限り補助しています。過去の利用状況を参考にすると、主催団体も参加者も比較的少人数で、補助額も5万円未満で、仲間で気軽にまちづくりを実施するときの補助金として活用されているようです。もちろん公金の補助金ですので申請書類等は金額にかかわらず決められた申請書や報告書を提出するなどの制約はありますが、担当課では相談に来た市民に対し、適切なアドバイスをすることで、補助金を気軽に活用する事ができているようです。土浦市でも協働のまちづくりファンド事業を実施していますので、まちづくりを目指している市民団体に気軽に適切にこの事業を活用できるように、今以上に広報活動、そして補助金利用に関する様々な助言を実施していけるように担当課に提案をしていきます。
追記:春日市では土浦市の旗を作っていただき、歓迎してくれました。この行政視察をきっかけとして二市の交流が進めばいいと思っています。
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