‘行政視察’
行政視察
私が所属する会派「創政会」で鹿児島市に平成22年に開館した、すこやか子育て交流館「りぼんかん」の施設見学に来ました。この施設は、昭和55年に建てられた市の保養研修施設を再利用して、子育て中の親の不安感や負担感を軽減するとともに、子育て家庭や団体などの活動をさまざまな角度からサポートする総合的な子育て支援の拠点施設です。施設の利用者は小学校三年生までの児童と家族などで、一日平均450人が利用しています。利用者の年齢層は0〜3才児が八割を占めているそうです。施設内の表示看板は鹿児島県産の木材使用したかわいいデザインになっていて、遊具も桜島をイメージしたジャングルジムなどがあり、視察した日も大勢の親子が利用していました。なかでもお父さんと一緒に遊ぶ幼児の姿が何組か見られ、男の育児参加が増えてきたことを実感しました。
行政視察in 下関市
視察2日目は山口県の下関市生涯学習プラザ・下関市立中央図書館です。この施設は市民の文化活動の拠点としての社会教育複合施設として整備されたものです。整備手法は民間の経営ノウハウや技術力を活用し、効率的かつ効果的な事業の推進を図るため事業を公設民営(DBO)方式にて平成18年から事業に着手し、平成22年に開館しました。この施設の着目する点は、先ず、PPP手法を取り入れて運営している事です。この点はまた改めて報告します。また図書館の設備が特に目につきました。本の自動貸出機の導入、借りた本の記録を銀行の預金通帳のように記帳できる「読書通帳機」本の予約し簡単に受け取れる「予約ロッカー」等なで素晴らしい設備が整っていました。まだまだ書ききれない点が沢山有りますので、これも後日報告します。
行政視察
文教厚生委員会で北九州市の子育てふれあい交流プラザの施設を見学にきました。この施設は就学前児童を対象とした子育て支援施設として規模・内容ともに日本一を目指して、平成17年に市の第三セクターが所有するビルの三階に約3000平方メートルの広さで整備されています。運営は市より指定管理者として指名されたNPO法人子ども未来ネットワーク北九州が行っています。今年で開館7年となるこの施設には、全国より視察が訪れ、私たち土浦市は茨城県では最初で、今まで全国34の県からこの施設を見にきたそうです。来場者数は一日あたりの平均800人で年間約四十万人がこの施設を利用しています。施設内の設備も素晴らしいものでしたが、特にスタッフの方々の優しい笑顔が印象的でした。施設の中でも、セーフキッズコーナーは、大人には快適な室内でも、赤ちゃんにとっては危険がいっぱいある事を体験でき、このコーナーは土浦市でも導入するべきであろうと思いました。この施設を参考にして子育て環境をより充実出来るように提案していきます。
亀山市行政視察
昨日の伊賀市に続いて、亀山市における議会基本条例制定に関する説明を受けました。伊賀上野駅から電車で約四十分移動し亀山駅に到着。亀山市議会事務局の方が駅まで迎えに来てくださり、亀山市議会副議長の片岡議員、条例制定にむけての特別委員会の副委員長をされた服部議員、そして議会事務局局長の浦野さんに、議会基本条例制定までの経緯を説明頂きました。亀山市では平成20年3月に現職議員の半分の11名にて「議会のあり方等検討特別委員会」を設置し、26回を数える委員会を開催、なるべく全議員から意見徴集するために各会派の代表による理事懇談会を設置して13回の会議を開催したそうです。その結果、全議員が議会基本条例制定の必要性を認め、全会一致でこの議案が可決されたそうです。勿論、この条例に市民の意見を取り入れるために、パブリックコメントを実施し、3件の意見が反映されたそうです。また、事務処理などを簡略化し内容をより充実させるため、コンサルタントに業務委託を行ったそうです。隣接する伊賀市と条例制定の目的は同じでも、制定に関する手法等が異なり、大変参考に成りました。今回の視察を終えて、参加した委員会メンバーは、この二日間の行政視察で得た情報を生かし、より良い土浦市の議会基本条例の制定に向けて議論を重ねて行く事を確認しあいました。快く視察を受け入れて下さった、伊賀市と亀山市の皆様に深く感謝申し上げます。
伊賀市行政視察
私が副委員長を務める「議会改革推進に関する調査特別委員会」で、本日から三重県伊賀市に行政視察にお伺いしています。伊賀市では自治基本条例の制定に伴い、二元代表である議会のあり方検討し、平成19年に全23条からなる議会基本条例を制定しています。その条例の中でも第7条、議会報告会の実施、第8条、一問一答方式の導入と反問権の付与、第9条、重要政策に対する7項目の明確化、第12条、政策討論会の開催、第13条出前講座の開催、第18条、議案に対する議員の表決態度の公表、第20条、21条、議員提案による議員定数・報酬の改正など七つの特徴を持った条例です。議会事務局の森本参事から条例に関する説明を受け、その後、各委員からの質疑応答の時間をいただきました。途中から臨時議会の開催中のお忙しい中、安本議長が駆け付けて下さり、より具体的なお話を頂きました。安本議長のお話の中でも特に心に響いた言葉は「この条例の制定に取り組むときに、議員に成った事をスタートと思うか、議員に成った事をゴールと思うかでは大きな違いがある」とのお話を頂いたことです。今日の勉強会を生かし、地方議員として市民に求められているものは何か、議員として街づくりへの取り組み方は、市民に選挙で選ばれた者として市民への説明責任をどの様に果たしていくのか等など議会のあり方を明確にするための議会基本条例の制定に向け取り組んで行きます。
行政視察
視察3日目の札幌市は昨日までの穏やかな天候から一変して雪、高速道路も吹雪の為、一時的に閉鎖になる箇所もありました。今日は、札幌市が設置し管理運営を財団法人札幌市防災協会が行っている札幌市民防災センターに来ました。一日の平均来場者数が約二百名、団体だけでなく、個人で来場する方も多いそうです。この施設は地震、煙から避難、消火器を使用した消化活動など様々な体験を出来るコーナーが充実しています。我々も地震体験コーナーで震度6を体験してきました。揺れを感じたらテーブルの下に潜り込み、座布団で頭をカバー、揺れがおさまったらコンロの日を消し、電気ブレーカーを落とす。手順に従って実施しましたが、3月11日に起こった東日本大震災の時は大きな揺れが長く続き、只呆然としていたのを思い出しました。災害はいつ起こるか予測は出来ませんが、災害に備えることは出来ます。この札幌市のような充実した施設を整備することはこれから必要性が有るとは思いますが、土浦市単独で整備するには財政面や管理面で難しいとは思います。しかし、隣接する市町村と合同や県南など広域 で設置することは可能ではないかと思います。今後の検討課題として防災意識の向上について取り組んでいきます。
行政視察
視察二日目は朝8時に釧路市を車で出発して、浦幌にある日立建機浦幌試験場に向かいました。移動すること二時間あまり、やっと目的地に到着。敷地面積427ヘクタール(約130万坪)の広大な敷地の中で、自社製品の重機等の様々な試験を実施しています。日立建機さんは土浦市の産業を支える優良企業の代表的存在です。世界で活躍する重機が土浦市から発進しているのかと思うと何となくわくわくします。日本最大級のダンプカーを目の前にして、その大きさに驚きました。午後は浦幌から移動すること一時間、帯広市の駅前にある帯広図書館を視察。帯広市では平成18年にJR帯広駅前に新図書館を開設しました。広さは旧図書館の約四倍弱、蔵書数約25万冊の規模です。来場者数は駅前という好条件の立地ため昨年度で約45万人と大勢の市民の方々が利用しています。土浦市の市民アンケートでも図書館の新設の要望が一番でした。しかし、再開発事業のため、様々な困難が生じ、着工が遅れています。また、今回の市庁舎建設候補地の一つに選定されたため、新市庁舎建設候補地から外れない限り新図書館の詩行が推進できなくなり、着工がまた遅れることになりました。大変残念です。一日も早く新図書館が開設することを望みます。
行政視察
今日から三日間、行政視察に行ってきます。初日は釧路市で生活保護自立支援プログラムについて学びました。人口約185000人の釧路市では地場産業ともいえる水産業の漁獲量の減少、大規模工業の減収等の影響から生活保護率が上昇し、約19人に一人の割合が何らかの形で生活保護を受けてる状態になった為、平成16年より母子世帯の自立支援モデル事業に取り組みました。従来の保護支援はどちらかといえば、管理指導型だったが、それを保護世帯にも街づくりに参加できるプログラムをボランティア団体やNPO法人と協力して行うコミュニケーションを大事にした参加型に取り組んだものです。土浦市でも年々約7%の割合で扶助費が増えています。いわゆるリーマンショック以来、この問題の解決は大きな課題となっています。本日の視察研修で得た知識を本市に役立てられるように活動して参ります。
岐阜市視察
行政視察先の岐阜市の岐阜駅前広場にある「黄金の織田信長象」市政120周年を記念して、市民の有志により寄贈されたものです。常に時代の最先端を歩き変革を目指した信長公の姿勢が、都市再生を図る岐阜のまちの未来を表現するものと記載されていました。
神戸市行政視察
神戸市の防災教育について、文教厚生委員会で学びに訪れました。神戸市では阪神淡路大震災後に「命の大切さ」や「助け合い・思いやり・家族の絆などの大切さ」を改めて痛感し、新たな防災教育に取り組みました。写真は防災教育の副読本として作成した。小学生版「しあわせはこぼう」と中学生版「幸せ運ぼう」です。視察の詳細については、また改めて報告致します。今回学んだ防災教育は、是非、土浦市でも導入を検討するべきと感じる、素晴らしい教育内容でした。
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