沖縄県名護市行政視察

2016-02-20
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 沖縄県行政視察の最終日は名護市です。まず名護市役所にて名護市議会において開催している市民との意見交換会と名護市ちばる地域提案事業について学びました。名護市議会では議場周辺のスペースを展示コーナーとして、様々な催し物を開催しているそうです。訪問した時は「ヤンバル高校生アート展」を開催していました。さて、名護市議会では議会基本条例に基づき市民意見交換会を三会場にて二日間、市内の六つの会場にて午後7時から9時までの2時間開催しています。開催趣旨には「議会は、議会で行われた議案等の審議の経過および結果について市民に報告するとともに姿勢に関する議題について、直接意見交換を行い、市民の多様な意見を把握し、政策立案、政策提言等の強化に努め、市政及び議会活動に反映させ、市民福祉の向上につなげる」とあります。1つの会場に常任委員会から各3名、計9名が参加し、陳情審査等議会の状況報告を行った後に意見交換会を実施します。周知方法は広報紙、インターネット、区長会への依頼文書発送などの他に18歳から選挙権を有することから市内各高校に参加の案内文章を送付しています。意見交換会では地域の要望や行政に対する意見が多く出され、市民の提案した、行政に対する課題を議会が整理し、行政に提案することをどうしていくかが重要な課題ととなってきた。また、意見交換会中に、参加した市民の相談ごとを同席した市民が解決するなどの場面もあり有意義な意見交換会が開催されるようになってきたそうです。有意義な意見交換会にするためには、まだまだ課題があるとのことですが、改正点は改正して引き続き意見交換会を開催していくそうです。確かに市民との意見交換会は様々な課題があると感じましたが、継続することが重要であると思いますので、土浦市は意見交換会の開催は本年5月が初めてとなるので、とにかく開催を重ねて市民の声を市政に反映できるようにしていきます。午後からは場所をNPO法人ツール・ド・おきなわ協会に移動し「ツール・ド・おきなわ」について説明を受けました。この大会は本年で27回目の開催とり、年々参加や数が増え昨年の参加数は約4600名となり、参加者の半数が全国各地から集まった県外の参加者です。国際ロード3部門、市民サイクルスポーツ大会11部門、サイクリング部門11部門、そのほかにも一輪車や三輪車のエキビジション大会などを開催しています。人気のある市民サイクルスポーツ部門は申し込みが殺到し、受付終了が年々早くなっているそうですが、会場やコース状況などを考えると現在の参加者数を広げることは難しいとのことでした。スピードの出る自転車競技は転倒などの事故が起こる重傷となるので、安全面には特にに力を入れて、大会運営を実施しているそうです。本市では茨城県が整備する延長170キロメートルの日本一のサイクリングロードの結節点とるので、今日学んだことを日本一安全な家族で楽しめるサイクリングロード整備に向けた参考とさせていただきます。
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