石鶏館設立六周年記念剣道大会

2012-07-08
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石鶏館は、昭和59年に石山睦紀先生が近所の乙戸南公園で遊んでいた子ども達に声をかけ、週末に公園で剣道を教え初めたのがきっかけとなり、乙戸小学校体育館を練習場として乙戸南剣友会が結成され、その後、石山先生の長年の夢であった、子ども達が少しでも良い環境で、いつでも好きな時間に剣道稽古が出来る場所を地元に作りたいという思いを形にするために走り回り、私財を拠出して道場を建て、石鶏館石山道場が平成19年に設立されました。本来は昨年に設立五周年記念の剣道大会を開催する予定であったそうですが、東日本大震災の影響によりやむなく中止として、本年あらためて六周年記念として剣道大会を開催しました。大会は小学生が7人一チームの団体戦、中学生は個人戦を二百数十名の選手が熱戦を繰り広げました。試合前には、小野派一刀流組太刀二十本などが披露されました。礼に始まり礼に終わる、礼節を重んじる剣道と柔道は本年度より中学生が授業で取り入れる事に成りました。新渡戸稲造は日本人の心を武士道と表しているように、剣道の精神は、いま
重要な課題である心の教育に必要なものだと考えます。しかし、学校の現場では剣道の指導者が不足しているのも現況です。この道場で学んだ子どもがこれから指導者として地域に貢献し、日本の未来を創って行くことを祈念いたします。

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