‘市政報告’
平成25年3月第1回市議会定例会
明日3月5日より平成25年3月第1回定例議会が開会いたします。本議会での議案は条例案件が21件、予算案件が11件、補正予算案件2件など49件の議案が上程され、審議されます。中でも最重要議案は平成25年度一般会計並びに特別会計予算です。一般会計予算は総額521億4100万円で、昨年度より7.2%増加しています。主な増加項目は、総務費が新庁舎整備事業や亀城プラザ改修事業費などで3.6%増、民生費が生活保護費や国民健康保険特別会計委繰入金などで2.6%増、土木費が宍塚大池周辺地区開発事業として土地開発公社からの買戻しと新治総合運動公園事業などで34.2%増、教育費が土浦小学校増改築事業や水郷プール再整備事業などで18.2%増となっています。主な増加は将来的なまちづくり事業の推進によるものなので、将来的な投資であり、それによる効果も期待されるところではありますが、民生費に関しては生活保護費などいわゆる扶助費の増加なので、今後も増加の一途をたどる可能性があり、この対策には頭を悩ますところであります。
さて、今議会で私が取り上げた一般質問は
1。「つちうらブランド」を推進するための施策についてお伺いします。
①「つちうらブランド」の定義について
②「つちうらブランド」の開発と認定について
③県との連携(茨城マルシェ)について
④国との連携(クール・ジャパン)について
2.違法薬物と類似した成分を含み、意識障害や呼吸困難など脳や身体に障害を起こす、非常に危険な「脱法ハーブ」から未成年者など人と地域を守る取り組みについてお伺い致します。
①禁止薬物としての指定や販売店の規制について
②脱法ハーブの危険性や知識の周知方法について
③薬物乱用防止教育の取組強化について
以上です。8番目の質問者と成るので、おそらく3月12日火曜日が質問の時間となると思います。議会を傍聴にいらしていただければ幸いです。
JRとの合同避難訓練
3月2日午前9時よりJR東日本と土浦市の合同で帰宅困難者を想定した避難訓練を実施しました。突風の吹く寒い天候の中、JR土浦駅下りホームからJR職員と土浦警察署の皆さんの誘導で帰宅困難者に扮した土浦市の関係者が一次避難場所となるウララ1まで避難路を確認しながら避難を実施しました。その後、県南生涯学習センターに於いて防災講演会が開催され、乙戸小学校で実施した地域と連携した学校の避難訓練の実例発表と市民防災研究所理事の池上三喜子講師による「まちを守る地域の団結力、深めよう互いの絆」と題した基調講演が有りました。会場は満席となる大勢の市民が参加され、講師のお話を深く頷きながらメモをとっていました。3・11以降、地域の防災意識が高まり、自主防災組織の結成や町内の避難マップや井戸マップなど積極的に取り組んでいる町内が増えているようです。土浦市でも地域防災計画の見直しを実施し改訂版が発行されると思います。災害はいつ起こるか分かりません。日頃の備えが一番大事である事を改めて学んだ防災講演会でした。
平成25年度予算要望
本日、土浦市の平成25年度予算編成にあたり、土浦市議会創政会としての予算要望を中川市長、瀧ヶ崎副市長、後藤副市長に松本会長から矢口議長同席のもと提出しました。要望の詳細は次の通りです
- 木田余東運動場、駐車場の舗装化の推進について
- 住民の生活道路である千束町10番地内の雨水対策としての下水路の整備について
- 桜川の汚泥の浚渫事業の推進について
- 土浦小学校運動場の少年野球バックネット(移動式)設置について
- 菅谷地区下水道整備(用地買収はかすみがうら市)について
- 北荒川沖公園の整備推進について
- 本庁舎移転に伴い、桜南ブロック地区住民の利便性を確保するために支所出張所の迅速な整備を行うことについて
- 新設する(仮称)荒川沖野球広場の駐車場を増設するための土地購入の検討について
- 小学校、中学校の通学路の歩道整備、ガードレール設置、スクールゾーンの確立など、安全対策の推進について
- 耐震性配水管の布設工事の推進について
- 老朽化している街路灯の点検など安全対策の推進について
- 障害者の自立支援を推進する為に、新庁舎内に福祉の店の出店スペース確保することについて
- 荒川沖小学校前道路の車の交通量を減らすために、荒川沖木田余線と国道六号線を結ぶ新設道路の設置計画の推進について
- 中央1丁目、2丁目地区の再開発まちづくりへの調査について
- 高架道を市街地への再利用するための調査について
- 真鍋2丁目地内りんりん道路付近農業用水の整備推進について
以上
平成24年第4回定例議会
11日に開会した第4回定例議会も来週の火曜日、18日が最終日となります。本定例会に提案された議案は各常任委員会にて審査が行われ、最終日に採決となります。今回の議案の中で注目の議案は市役所新庁舎に関する議案です。土浦駅前にある商業施設ウララの買取に関する議案が議決されれば、平成27年開庁を目指して新庁舎建設の計画が動き出します。その他にも市営斎場、新消防本部庁舎、新図書館建設、小中学校の建て替えや耐震補強工事などなど公共施設の工事が目白押しで、平成27年は、土浦市が生まれ変わる歴史的な年になるかもしれません。それぞれの公共施設では市民の皆様の声を取り入れた計画を実施する為に、パプリックコメントなど皆様の声を広く聞く機会を設けていきますので、ぜひ皆様の声をお届けください。さて、今回の一般質問では、花火競技大会と地域防災計画の二つを取り上げました。質問の模様は次のアドレスにアクセスするとインターネット中継にご覧になれますhttp://www.tsuchiura-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=68。また、土浦ケーブルテレビで16日午後10時と17日の午後10時から放映されますのでご覧になって、皆様の感想をお聞かせください。
平成23年度決算特別委員会
平成23年度の決算を認定するために設置された、決算特別委員会も最終段階となりました。16日金曜日、新庁舎として予定しているウララ1の進捗状況を執行部から議会に説明するために招集された全員協議会の終了後に23年度に実施された主要施策の現地視察を行いました。先ず、土浦小学校現場へ、ここでは建設予定地にあった旧校舎を解体し、現在は基礎杭を打ち込む作業を実施中、全ての完成は平成26年に成るが、新六年生が入る予定の一部の校舎は25年に完成させ数ヶ月でも新校舎で授業を受けられるように努力しますと担当課長は話していました。次は、7月24日に一部区間開通した都市計画道路木田余神立線、この道路には朝日トンネル工事で破砕された石や土が基礎部分に利用されています。その後、神立菅谷都市下水路を回り、川口運動公園に、野球場に設置されたスコアボードとサブスコアボードを見学、ここには茨城県で初めてスピードガンにより球速を測定し表示できるシステムが導入されています。午後は、小岩東二丁目に新築された公民館を見学、公民館の建設には最大で2000万円の補助金を支出しています。最後は、めぐみ保育園内に設置されている子育て支援センター「ひまわり」この施設は、赤ちゃんから未就園児までのお子さんと、そのお母さん方を対象にした「お子さまと一緒に遊び、ともに成長する場所」です。1ヶ月平均で約500人の利用者が有ります。見学した施設は市民生活の向上には欠かせない大変重要な施設でした。23年度の支出が適正に実施されたことがわかりました。
平成24年第3回定例議会
昨日の9月19日(水)に平成24年第3回定例議会が終了いたしました。今回の議会には議案が第53号から第70号まで18件と請願1件が採択されました。採択された議案の中でも議案第66号財産取得について「(仮称)荒川沖地区市民運動公園広場用地」の取得が採決されたことは大変うれしい出来事でした。この案件は、平成22年12月に開催された第4回定例議会の一般質問において、同年5月に荒川沖地区町会や南部地区野球連盟方々と少年野球チームのみなさんから土浦市に提出された荒川沖地区野球広場の整備推進を願う要望書を通りあげて、質問を致しました。執行部の答弁は、運動広場の必要性を十分に認識しているので、広場用地の選定を含め調査検討していく旨の内容でした。この内容が土浦市議会広報誌に掲載され、その記事を見た市民の方が、自分の所有している土地が役に立つのであれば運動公園広場として使用しはどうかとの連絡が土浦市に届きました。この事がきっかけとなり、「(仮称)荒川沖地区市民運動公園広場」の用地取得となったのです。この用地は中村西根地区で国道6号バイパスと東大通りの隣接地で17,864㎡の用地と借地5,255㎡の合計23,199㎡で野球場を2面とれる広さであります。この運動広場が整備されれば、乙戸沼公園とともに市民の交流の場として、シンボル的存在と成ることは間違えないと思います。土浦市のために先祖から受け継がれた大切な土地を提供して下さった地権者の方々に深く感謝と敬意を表します。そして、この運動広場の案件をまとめて頂いた担当課の皆様に深く感謝申し上げます。
議会基本条例の制定にむけて
土浦市議会では本年、議会改革推進に関する調査特別委員会が設置され、私は副委員長を務めることになりました。この委員会の目的の一つとして「議会基本条例」の制定に向けての調査検討を行うことになり、下記の通り講演会を開催する運びとなりました。当日は20名ほどですが市民の方もこの講演会に参加できます。議会に関心のある方はぜひ講演会にご参加ください。
日時:平成23年11月19日(土)午後2時開始
場所:土浦市役所第二会議室
演題:議会基本条例の制定ぬ向けて~議会基本条例に求められるもの~
講師:福嶋浩彦師(元我孫子市長、現在消費者庁長官)
問合先:土浦市役所内 土浦市議会事務局 ℡029-826-1111
土浦市事業仕分け
本日、土浦市保健センターで第2回土浦市事業仕分けが開催されています。第三者の立場から客観的に短時間で事業を評価する「事業仕分け」事業の説明を担当者が行った後に、六人の仕分け人から矢継ぎ早に質問が、それを市の担当職員が答える。仕分け人の事業の公平性や費用対効果を主とした多角的な質問に、担当職員も今まで推進してきた事業に自信を持って回答。緊迫感のある討論を聞いて、市民判定員が評価します。ここで出された評価を踏まえて事業の見直しが行われます。午後も開催されていますし、インターネット中継もされていますので見て下さい。