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魚津市行政視察
環境経済委員会にて富山県と石川県の行政視察に来ています。初日は、富山県魚津市で実施されている事業「魚津中央通り名店街チャレンジショップ事業」並びに「中心商店街新規開業支援事業」です。この事業は、将来、新規開業を希望されている方に対し、魚津中央通り名店街に設置されている「チャレンジショップ」を本人負担額月一万円で、一年間提供するものです。土浦市でも、同様の事業を実施していますが、大きく異なる点が、家賃を魚津中央通り名店街が大家さんと交渉して一店舗四万円とし、そのうちの15000円を名店街が負担するなど商店街の皆さんが中心となってこの事業を推進している点です。残りの家賃は市が15000円を負担し、残りの10000円をチャレンジショップ出展者が負担します。平成13年から始まり、現在まで9名の方がチャレンジショップを卒業し、その内7名が本格開業し、現在は五店舗が魚津中央通り名店街にて営業しています。行政だけに頼るのではなく、商店街全体の魅力を高めるために、商店街の店主が中心となり、新規開業の支援など様々な事業を展開している魚津中央通り名店街の今後の発展に注目です。
土浦市民体育祭
スポーツの秋を飾る市民体育祭は天候の影響で一日延期となり、選手集めや食事の手配等の開催準備で関係者は忙しく走り回った今大会ですが、関係者各位のご努力のお陰で、天候も快晴の絶好のコンディションにて盛大に開催されました。私は、荒川沖小学校地区から乙戸小学校、中村小学校、そして東小学校と各地区の応援に回りました。各地区とも老若男女の幅広い年齢層の地域住民の皆さんが楽しめるように工夫した競技に笑顔で汗を流していました。
土浦全国花火競技大会
土浦全国花火競技大会
土浦市役所新庁舎開庁
平成27年9月18日、市長をはじめとする執行部と議会、そして、歴代の執行部関係者を招き、閉庁式が執り行われました。式典終了後に市旗が降納されて昭和38年に開庁した土浦市役所が52年間の歴史に幕を閉じ、シルバーウィークの連休に旧庁舎から新庁舎への引っ越しを行い、連休明けの24日、JR土浦駅前に市役所新庁舎が開庁しました。中心市街地活性化事業の一つである中心市街地に移転した市役所の開庁を祝い今日から3日間ウェルカムイベントが市役所周辺で開催されますので、新庁舎の見学をかねて皆様是非お越し下さい。
新市庁舎
9月の定例議会が本日開会しました。そしてこの議会が今の庁舎で開催する最後の議会となります。最終日となる15日には現在の議場の閉場式が開催され、24日には新市庁舎の開庁式と議場の開場式が執り行われます。50年使用した土浦市議会議場の最後の議会の開会日に私は議員として八年間市政発展に寄与したとして茨城県市議会議長会より表彰を受ける栄誉を賜りました。これも偏に私を議員に押し上げてくださった皆さま方のご尽力のお陰と深く感謝申し上げます。議会終了後には、新市庁舎の見学会が開催されました。新市庁舎では24日の開庁に向けて備品等の設置作業が最終段階を迎え、19日土曜日から23日水曜までのシルバーウィークで行う各部署の引っ越し作業で移動が完了します。
今治市行政視察
視察最終日は、昨日、自転車で走った「しまなみ海道サイクリングロード」で視察テーマは「しまなみ海道サイクリングロードを活用した観光について」です。今治市役所にて担当課より説明を受た資料のタイトルが「サイクリストの聖地 瀬戸内しまなみ海道」資料に目を通しながら、昨日は走ったコースを思い浮かべ、なるほどサイクリストの聖地というインパクトあるタイトルがピッタリな表現であると感心をしていました。瀬戸内しまなみ海道は愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ全長59.4㎞のルートで自転車で走る走行距離は約70㎞のコースです。平成19年より尾道市、今治市、上島町の二市一町及び19の関係団体で「瀬戸内しまなみ海道観光推進協議会」を設立しサイクリング活用、PR 事業を実施しています。平成24年度の調査ではサイクリング客数が約175000人、一日平均480名を数えます。その内レンタサイクル利用者が約四割、マイサイクルが六割だそうです。経済効果をお伺いしたところ、平成26年の事業収入が約六億二千万、宣伝効果を試算すると八億三千万の経済効果があったそうです。すばらしい経済効果を生むサイクリング事業を維持するためには様々な施策に取り組んでいます。その一つが「しまなみサイクルセイバー」です。サイクリング中にパンクなどの不慮の事故が起こった際に自転車安全整備士の資格を持った職員が専用車両で駆けつけます。また、自転車のタイヤチューブなどの修理備品を飲料水の自動販売機で販売するなどの工夫がされていました。筑波~霞ヶ浦を結ぶサイクリング道路を整備するにあたり大変参考になる視察でした。
しまなみ海道サイクリング
視察二日目は、呉市でレンタカーを手配して、8時にホテルを出発、走ること約一時間で江田島にある海上自衛隊第一術科学校の施設見学をさせていただきました。広大な校内にある歴史的建造物や資料の展示室などの施設を広報担当の方が約2時間ご案内を頂きました。担当官の丁重な対応に深く感謝申し上げます、午前の視察が終了し、車で午後の視察場所である「しまなみ海道サイクリングコース」に移動です。しまなみ海道はレンタサイクルターミナルが充実しており、広島県尾道市から愛媛県今治市まで15の施設があり、全てのターミナルがレンタサイクルの乗り捨てが可能です。また、自転車が故障した場合は、しまなみ島走レスキューやしまなみサイクルセイバー等のシステムも充実しています。上浦レンタサイクルターミナルの多々羅しまなみ公園で自転車を借りて今治までの約28キロを5人のメンバーで2人が自転車でコースを走り、3人がレンタカーで施設やコースを見学することとして、1チームが七キロをリレー方式走るローテーションを組んで、サイクリングがスタートしました。サイクリングコースを示すブルーのラインが道路に引かれており、そのラインをたどって次の目的地を目指します。橋の上からの観る景色は最高ですが、島の中は景色も変わらず緩やかな登り坂が続き疲労がたまることや橋まで上がる長い登り坂がきつかった。しかし、その疲れも広大な景色が癒してくれ、無事に今治市まで完走しました。明日は今治市役所でこの「しまなみ海道サイクリングコース」について説明を受けるので、実際に感じた素朴な疑問などを質問し、筑波~霞ヶ浦を結ぶサイクリングコース設置に役立てたいと思います。
呉市行政視察
土浦市議会の私が所属している会派「郁文会」ではじめての行政視察です。この視察日程は本来なら7月中旬に実施する予定でしたが、大型台風が上陸したため予定を一ヶ月伸ばして今日から3日間となりました。天候不良のため一ヶ月伸ばしたのですが、本日も全国的に大雨で、新幹線が早朝不通になるなど、あやしい雲行きとなり、常磐線は柏駅で緊急ボタンが作動するやら、上野駅で急病人の搬送があるやらで10分遅れ、新幹線の東京発がやや遅れぎみだったので事なきを得て、広島に到着、と思ったら呉市に向かう予定の列車が大雨のため突然運休し、違う列車で呉市に30分ほど遅れて無事到着、一寸した波乱の含みの行政視察の幕開けです。呉市の視察テーマは議会報告会。呉市では平成22年に議会基本条例を制定し、議会報告会を開催しています。特筆すべき点は、基本条例の17条に市政に関する重要な課題を共通認識とて、政策立案等を推進するために「政策研究会」を設置しています。政策研究会は副議長を委員長として、各会派及び諸派の政策責任者1名ずつで構成され、議会報告会の企画運営のほかに意見書、決議の審査と政策立案等を行います。政策研究会で決まった議会報告会を四つの常任委員会が各地域でそれぞれ4回の報告会を開催しています。そして報告会で市民の方々から提案された意見などをもとに次回の報告会の内容などを検討します。土浦市議会も11月にははじめての議会報告会を開催する予定なので、今回の研修は大変参考になりました。研修終了後には、大和ミュージアムを見学し、夜は、呉市が遊歩道の一画に水・電気など利用できる設備を用意して一般に貸し出している呉市の屋台村に足を運ぶなど、呉市で実践しているまちづくり事業の現場を見学させて頂きました。