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新発田市行政視察「日本語教育推進事業」
文教厚生委員会にて、新潟県新発田市で内閣府より日本語教育特区の認定を受け、平成21年度より取り組んでいる日本語教育推進事業について学びにきました。新発田市の日本語教育のねらいは、児童生徒に豊かな日本語を身に付けさせ、自分を表現する力と日本の文化や伝統に誇りをもつ心をはぐくみ、たくましい生きるための基礎を培うことにあり、主な学習目的を自己表現力を身に付けること人間関係力を育てること、まとめる力と発表力を伸ばす、日本語の美しさを感じ日本人の心について学ぶことです。市独自の教科日本語の教科書を小学校1・2年用、3・4年用、5・6年用と中学校用に分けて作成し、年間授業時数は小学校1・2年生が20時間、3~6年生35時間、中学1年生20時間、中学2・3年生35時間、教科「日本語」を受講しています。授業では、詩、俳句、百人一首、論語、ことわざ、しりとり、歌遊び、落語等を取り入れています。日本語の表現のおもしろさを味わう実践例として単元名「大喜利を楽しもう」と題した授業風景のビデオでは子供たちが限られた時間内で自己紹介やなぞかけを発表し、聞き手はその面白さを評価するといった内容で、クラス全体で日本語の美しさと自己表現力を学ぶことができる素晴らしい授業内容でした。教職員の創意工夫で教科「日本語」の授業を展開している新発田市の取り組を土浦市にも採用できるようにこれから提案してまいります。
第34回土浦市高齢者スポーツ大会
スポーツの秋を飾る毎年恒例の土浦市高齢者スポーツ大会が霞ヶ浦文化体育館にて開催されました。今回で34回目の開催となる本大会には、市内各地の高齢者クラブ66団体1278名の参加者が集まり、誰でも気軽に楽しく参加できるように工夫された競技を笑顔で楽しんでいました。今年のタイトルは「年輪パワーを結集して豊かな長寿社会を」です。本大会を通して地域の絆をより強くして、皆さんの長年培われてきた英知と勇気と情熱、そして行動力を結集して豊かな長寿社会を構築して頂きたいです。その為に私も努力します。
土浦市健康まつり&こまち祭り
秋晴れの日曜日、このすみきった青空はイベントの主催者にとっては成功間違いなしのお墨付きを天から頂いたもの、そして来場者にとっては最高のおもてなしの一つと成りました。土浦市保健センターで開催された健康まつりでは開場式において、三才児を対象とした親子虫歯ゼロ表彰式と献血事業に多大なるご尽力を頂いた方々の表彰式が執り行われ、献血事業表彰の最多献血回数は450回、医療技術が進歩しても血液だけは作ることが出来ません。表彰された皆さんが日本の医療を下支えしていることは間違いない事実です。献血事業にご協力頂いている皆様に深く感謝申し上げます。私も久しぶりに27回目の献血をと思い、献血者の受付に行きましたが、過去4週間以内に海外渡航歴のある人は献血が出来ない決まりがあるということです。私は先月末に土浦市の姉妹都市、カルフォルニア州パロアルト市で開催された土浦まつりに参加しましたので、今回は献血ができません。残念ながら献血はまたの機会と成りました。健康まつりでは医療、健康、栄養の各相談コーナーに筋力向上トレーニング体験コーナー、また隣接する霞ヶ浦医療センターでは昨年に引き続き骨密度や血糖値測定が実施され大勢の来場者が訪れていました。同日に新治ショッピングセンター駐車場では「こまち祭り」が開催され、キャラクターショーや白バイ、パトカーにトラックターの展示会、地元の名産品販売等など盛り沢山の催し物があり、大勢の家族連れが各催し物を楽しんでいました。来週の土日は産業祭が開催されます。その後もカレーフェスティバルにソバ祭等など様々なイベントが続きますので、週末はぜひ土浦市にお越しいただきと存じます。
荒川沖小学校地区市民体育祭
10月12日(日)に毎年恒例の土浦市民体育祭が市内各地の小学校区で開催されました。一週間前の天気予報では台風の影響で悪天候が予測されてましたが、台風の進行速度が遅く、予定した競技は全て順調に執り行われました。スポーツを通して町内の親睦をはかり地域の絆をより強くすることがこの市民体育祭の大きな目的です。体育協会の役員の方々や各町内の体育部の皆さんが工夫を凝らした競技に参加した皆さんは爽やかな汗を流し笑顔で体育祭を楽しんでました。
サンフランシスコ領事館
パロアルト市で開催された土浦まつりも大盛況で終了し、今日はサンフランシスコに移動です。午前中はゴールデンゲートブリッジ等を見学し、フッシャーマンズ・ワーフで昼食をとり、午後からはサンフランシスコ日本国総領事館を訪問。領事館では、渡邉総領事さんと萩原領事さんより日本とカリフォルニア州の概観についてお話を賜りました。教育交流では、カリフォルニア州に留学している日本人学生は昨年度5200人以上で高校生の交流事業も盛んに行われています。また、姉妹都市関係を結んでいる都市は99有り、全米440姉妹都市のうちの約25%にあたり、全米の中でもカリフォルニア州が最も日本と友好の絆が強い州でありました。世界中で行ってみたい都市のベストスリーに入るサンフランシスコは治安も良く素晴らしい観光都市でした。
日本/ 土浦まつり
快晴の日曜日に土浦まつりが開催されました。10時の会場と同時に近隣にお住まいの皆さんや仕事の都合でこちらに移り住むこととなった、小さな子どもを連れた日本人家族等など、世界各国出身の幅広い年齢層の皆さんが会場を訪れました。会場では地元のボランティア約150名が鯉のぼり作り方教室や生け花、習字教室にけん玉教室、折紙教室などなど盛りだくさんの催しを楽しんでいました。土浦からは茶道と座禅会に日本舞踊、折り紙教室、 土浦市のPRコーナーが設けられました。お昼のセレモニーではパロアルト市長、五頭土浦市副市長と内田議長、そして、サンフランシスコ領事館の萩原領事よりご挨拶を頂き、宣誓書の贈呈及び市旗の交換が行われました。また、セレモニーの途中で、パロアルト市の日本語教師を勤めながら、国際交流ボランティア団体ネイバーズアブロードの副会長として活躍された中島先生に長年の功績に対して感謝状がナンシー・シャファード市長より贈呈されまた。中島先生はパロアルト市と土浦市の中学生の交換留学事業に尽力され両市の架け橋となってくださった方です。土浦まつりは閉会の16時まで大勢の人で賑わい、このまつりはパロアルト市と土浦市の友好関係がより深いものとなる素晴らしい事業となりました。
パロアルト市視察3
カルフォルニア州パロアルト市の二日目の視察先は、IT 関連を代表する起業家やノーベル賞受賞者など多くの優秀な卒業生を輩出している、名門大学スタンフォードです。日本の皇居の約30倍の広さのキャンパスにはリスが走り回る自然美溢れる森やロダンの代表作である地獄の門等のモニュメントが設置された美術館に、サンドストンという石を削って造られた校舎や教会にフットボールスタジアム、ゴルフ場等々桁違いの規模に唖然とするばかりでした。その後、コンピューターヒストリーミュージアムをまわり、4時からは市に新にオーブンされる図書館とコミュニティセンターの複合施設の市民向けお披露目会に伺いました。パロアルト市では図書館が老朽化したため新設計画をたてました。しかし、市独自でこの施設を建設する財源として市債を発行しなければなりません。そこで、この案件について住民投票を実施し、その投票の結果、施設の新設が決定したものです。また、この施設建設が決定と同時にボランティア団体が募金活動を実施し、総額約30億円のうち約4億円の寄付金を集めました。お披露目会には大勢の 幅広い年齢層の市民の皆さんが集まり、ボランティアガイドの誘導のもと、熱心に説明を聞いていました。図書館の本には一つ一つICチップが埋め込まれ、夜間でも返還ができるような設備がされていることや古くなった本を持ち寄って販売し、その利益を新図書の購入にあてるコーナーが設けられていました。コミュニティーホールも様々な工夫がされていて新図書館の建設を控えている土浦市にとって大変参考になる見学会でした。夜はネイバーズアブロードの主催によるホームパーティーに招かれ、各自が持ち寄った料理を美味しくいただきながら地域の皆さま方との交流を深めて参りました。明日は、いよいよ土浦まつりです。図書館のオーブンセレモニーではスペシャルゲストとして日本舞踊の皆さんが参加して踊りを披露し喝采をあびてましたので、明日も大勢の市民の方々がこのイベントに参加してくれると思います。
パロアルト市訪問2
日本を飛び立って約9時間でサンフランシスコ空港に無事着陸、空港では土浦市とパロアルト市の国際交流を担当していただいた国際交流ボランティア団体ネイバーズアブロード副会長の中島敬子さんが笑顔で出迎えてくださいました。空港からフリーウエイを使いパロアルト市に車で移動。先ずは、土浦まつりの会場となるルーシースターンコミニティセンターへ、この会場はジーンズメーカーリーバイスの経営者のルーシースターンさんが市に寄贈した建物です。会場では今回の土浦まつりや中学生の交換留学で御尽力を頂いているネイバーズアブロードの関係者の皆さんが昼食会を催してくださりました。昼食会で使用したお皿やコップなどの容器はパーティー用に貸出を実施しているボランティア団体があり、そちらに依頼すれば市民は無償で使用できるそうです。自然環境を守ることを重視している市では無駄なゴミを出さない工夫が至る所に施されていました。もちろんゴミも分別回収です。その後は、交換留学を実施しているジョーダン中学校とJLスタンフォード中学校を表敬訪問し、授業の様子や施設見学を行いました。広い敷地に自然美溢れる学校の環境は素晴らしいの一言です。広大なグランドで土浦市の前教育長より頂いた凧で子供たちと息を切らして走り回って凧上げを楽しんだ話をしてくれました。そのあとは市役所を訪問、市役所は休日だったので職員の皆さんは窓口以外はいませんでした。しかし、驚くことに重要な部署以外は市民に開放されていて出入り自由となっていました。市議会の議場は1階にあります。議員数は9名で4年の任期で2年ごとに半数の選挙が実施されます。市長と副市長は議員の中から選出され、市長の任期は1年で議案を審議します。行政執行部のトップは市の職員のトップであるシティーマネジャーだそうです。議員はボランティアで議会は夕方から開会され、傍聴席に座る市民が希望すれば、3分間の時間が与えられ自分の考えを述べることができます。ただし、意見に対する答弁は無いそうです。日本の地方議会は2元代表制を採用しているので、行政運営に対して異なる点が多々ありますが、市民に開かれた議会を目指す土浦市にとっては学ぶべき点が多く、大変参考になりました。最後は浄水場の見学、雨がほとんど降らないパロアルト市では水の一滴一滴を大切にし、対象地区22万人の住民が発生させる排水から環境汚染物質を除去し、浄化した水をサンフランシスコ湾に流している大規模な施設です。すべてが日本と比べて規模が違うのでカルチャーショックを受けて本日の予定が終了。飛行機の中では、ほとんど寝ていない状態なので眠いです。今夜は夕食食べたらバタンキュウです。
パロアルト市訪問1
今日から土浦市の姉妹都市であるカルフォルニア州パロアルト市に土浦まつり市民訪問団として参加してきます。当初の予定では16時に成田を飛び立つことになってましたが、予定の便が機体故障のため、欠航となり、一事はどうなるのかと思いましたが、他の飛行機の席が確保でき、一時間ほど遅れて出発できることになりました。海外旅行の場合は、これくらいのトラブルは想定内ですね。土浦まつりの模様はまた報告します。