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芦屋市行政視察
議会運営委員会にて兵庫県芦屋市に行政視察にお伺いしました。視察項目は「議場内ディスプレイの設置及び活用方法について」芦屋市議会では平成28年8月から議会ICT検討会議において、議場システム及び会議室の音響映像システムの更新内容について検討し、平成29年9月に議会システム等の更新とともに、新たに議場にディスプレイを設置し、既に導入しているタブレット端末内の情報やインターネット配信映像を表示するなどの活用を行っています。議場内のディスプレイは会議出席者用に2台、傍聴席用に2台を設置され、本会議の映像、一般質問時などにタブレット端末内の電子ファイル資料を映し出しています。タブレット内資料の配信方法は演壇にある端子に議員自身が接続し、配信するタイミングを事務局に合図し、事務局が画面の切り替え操作を実施していました。また、配信する資料等は事前に事務局に提出し、プライバシー保護等に問題が無いかチェックし配信していました。議場内のディスプレイは議場内の傍聴者だけで無くケーブルテレビで配信している議会放送の視聴者にも議案の審議や一般質問がより分かりやすくなります。土浦市議会でも令和5年度の予算要求に議場内ディスプレイの設置について上げていますので、大変参考になる視察でした。ご多用の中、ご対応してくださった青山副議長さん議会事務局の職員の皆さんありがとうございました。
令和4年度土浦市総合防災訓練
コロナ禍により開催を延期していた土浦市総合防災訓練が茨城県南部を震源とするマグネチュード7.3の地震が発生したことを想定し、開催されました。この防災訓練は、土浦市地域防災計画に基づき、災害応急対策の実践的な初期消化訓練、救助救出・障害物撤去訓練などを三つの会場に分かれて101地区の自治体の代表者と災害時に協力協定を結んでいる企業や各種団体による合同訓練です。土浦市の防災情報は防災無線、土浦市安心安全情報メール、土浦市公式LINEなどで情報を入手することができますので、有事の際にはご活用ください。
四日市市行政視察
広報広聴委員会2日目の行政視察は三重県で一番人口が多い約31万人の市民が暮らす四日市市にて四日市市議会が進めている議会改革について学びました。説明には事務局職員と市議が同席してくださり、議会の現況について生の声を聞かせてくださりました。四日市市議会では通年議会を開催し、正副議長選における立候補制を導入し、候補者は所信表明演説を行い、投票にて正副議長が決定します。また、市議会モニターを設置して地区市民センターの館長から推薦を受けた1名から2名と一般公募の合わせて50名が市議会の本会議、常任委員会などを可能な範囲で傍聴し、意見を文書で提出します。とりまとめは広報広聴委員会が行なっていました。他にも高校生議会を開催するなど議会基本条例の方針に則って様々な議会改革を実践していました。市民向け広報誌の市議会だよりの他にもこども向けの市議会だよりを発行するなど、学ぶべき点が多い行政視察となりました。今回の視察を受け入れてくださった四日市議会の皆さん議会事務局の職員の皆様に深く感謝申し上げます。
伊勢市議会 行政視察
広報広聴委員会にて伊勢市にお伺いしました。伊勢市議会では、議会のあり方調査特別委員会を議長を除く全議員で組織し、政策立案や政策提言を検討する「政策等検討分科会」市議会だより、高校生議会、議会報告会を担当する「広報広聴検討分科会」ペーパーレス化、オンライン会議などを検討する「議会ICT検討分科会」の三つの部会が毎月会議を開いています。特に広報広聴検討分科会では伊勢市民を対象に議場や委員会室等の見学とあわせて、議員と事務局職員が議会の役割や仕組みなどを分かりやすく説明する「議会ツアー」を企画開催していました。これまでの受入れ実績は、市内の4校の小学6年生90名がこのツアーに参加し、今後も家族や団体の予約が入っているそうです。伊勢市議会の広報広聴検討分科会で取り組んでいる事業は、土浦市議会が目指す「市民に開かれた議会」に大変参考になりました。
さぬき市行政視察
総務市民委員会の行政視察3日目は香川県さぬき市にて「移住-定住促進事業」です。さぬき市では第2次さぬき市総合計画中期基本計画、第2期さぬき市まちひとしごと創生総合戦略としてこの事業に取り組み、移住を検討している方には「情報発信」「お試し体験」「窓口相談」をテーマとした事業を実施しています。特に「窓口相談」では、外部から招き入れた人材を移住コーディネーターとして設けている点です。このコーディネーターが中心となり、若者に移住促進を促す動画を作成しYouTubeに掲載しています。本年度はショートムービーを作成しているそうです。移住定住をされた方には「定住促進奨励金」や「結婚定住奨励金」「結婚新生活支援金」「さぬき暮らし応援補助金」などを設けています。中でも「三世代同居、近居支援金」では市内共通商品券10万円分を一年後に交付し、令和3年度は令和2年度の約10倍の225件(2,250万円)の申請が有り、好評な事業となっていました。定住人口の減少は地方の自治体にとって頭を悩ます大きな課題です。各自治体が生き残りをかけて、この課題に積極的に取り組んでいます。土浦市も他の自治体負けないように様々なアイデアを絞り出していきます。
今治市行政視察
視察2日目は今治市が平成30年に竣工したクリーンセンター「バリクリーン」です。この施設はDesing(設計)Build(建設)Operation(運営)DBO方式、公設民営の事業方式を採用しています。施設規模は、可燃ごみ処理174tを24時間体制で処理し、リサイクルセンターでは、燃やせないゴミ、粗大ゴミ、プラスチック製容器包装をなどの41tの取扱をしています。特徴的な点では、ごみ発電(3800kw)を行い、施設全体の消費電力を賄うと共に、隣接する公共施設に供給、さらに、余った電力を売却し、年間で約2億5000万円の収入を得ていました。また、防災の拠点施設として、万全の耐震、免震対策を実施し、停電時においてもごみ発電により安定した電気を賄え、管理棟には災害時に、市民が安心して避難場所として活用できるように320人分の非常食や飲料水を備え、有事の際には、地域の防災士と連携し避難所の運営が行えるように定期的な訓練を実施しているそうです。ゴミ処理に関する問題と防災対策は、どこの自治体でも悩んでいる大きな課題です。その大きな課題に取り組んでいるこの施設での研修は大変参考になりました。今日、学んだ事を本市で活かせるような政策を考えて提案していきます。
松山市行政視察
土浦市議会総務市民委員会にて愛媛県松山市に行政視察にお伺いしました。視察内容は「産官学民連携の全世代型防災教育について」です。特出する点は、平成17年より自主防災用組織の推薦を条件に防災士の資格取得に必要な経費を全額補助している点です。令和4年6月末現在で松山市の防災士は7408名と全国で1番の数です。また、我が家の防災計画を知ろう!作ろう!をテーマにマイタイムラインの普及活動を実施しています。現在では、スマートフォンから簡単に作成できるマイタイムライン作成アプリの導入を検討しています。本市の防災計画に導入すべき点が多々ある大変参考になる視察でした。
学祭TSUCHIURA2022
学祭TSUCHIURA2022が市民ギャラリーにて開催されています。8月6日は13時から各学校によるパフォーマンスがウララ大屋根広場にて行われます。会場周辺では6日、7日に土浦キララ祭りも同時に開催されます。各会場では感染症予防対策が実施されていますので、ご来場の際はマスク着用など感染予防にご協力の程、よろしくお願いします。
仙台市行政視察
市議会会派の郁政クラブ行政視察3日目は、仙台市の「せんだいメディアテーク」この施設は2001年に様々な記録媒体による情報を収集し、保管し、市民の自主的な情報検索、発信など活動を支援するとともに美術、映像文化の創造と普及の場を提供し、生涯学習の振興に資する事を目的に開館しました。建物はプリツカー賞を受賞した建築家の伊東豊雄氏が設計し、グッドデザイン賞や公共建築賞他の数々の受賞歴を誇る地下2階地上7階の中に市民図書館、ギャラリーやスタジオがある施設です。運営は仙台市民文化事業団が指定管理者となり、館長、副館長そして、管理課と企画活動支援室、アーティスティックディレクターでも組織され、展覧会等総合事業やせんだいアートノードプロジェクト、震災の記録、市民協働アーカイブ事業等を企画し開催しています。施設には年間130万人もの来館者がある仙台市の文化拠点施設となっています。昨年度の企画事業では「ナラティブの修復」と題して開館20周年展としてナラティブ(もの語り)テーマとした展覧会。東日本大地震からの10年間、メディアテークとともに地域で活動してきた美術や映像の表現者が、過去、現在、未来の社会を見据えて形に表した10の語り術が集う事業などを開催し、多くの来場者を、集めていました。東日本大地震にも耐えた施設ですが、20年が経過し、照明器具等が老朽化してきた為、本年度に照明をLEDタイプに切り替えるなどの大規模な改修工事を実施するそうです。土浦市の駅前にも同様の施設、市民ギャラリーを含む図書館が整備されていますので、仙台市の施設管理や市民向け事業の企画などを参考にし、市に提言していきます。
大仙市行政視察
会派の行政視察2日目は大仙市にて大曲全国花火競技大会開催に関する事項と花火伝統文化継承資料館「はなびアム」の施設見学です。土浦市と大仙市は日本三大花火競技大会の開催市で、最優秀賞として内閣総理大臣賞の褒賞が有る競技大会です。今回の行政視察ではコロナ禍での開催の準備状況などを中心にご教授頂きました。大曲では有料観覧席数を今までの18万人から約4割を減らし11万人とし、席も従来の桟敷席からテーブル付き椅子席やベンチ席、パイプ椅子席を設け、席と席の間隔を開け等など感染予防対策を取っていました。花火見物の人気は高く、有料席は既に完売しています。花火に関する展示がされている「はなびアム」で特に気に入ったのが、はなび創作工房です。花火玉模型を使って、自分でデザインした花火の打ち上げが体験できます。また、花火の歴史コーナーには土浦と関わりが深い佐竹藩と花火の関わりなどが掲載されていて、大変興味深く見させていただきました。土浦市の花火競技大会は11月の第一土曜日に開催される予定ですので、今回の研修で学んだ事を踏まえて、安全な花火競技大会の開催と花火の街土浦のアピール出来るような政策提言していきたいと思います。