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2017-02-10
行政視察最終日は杵築市にて実施している「人生まるごと応援プラン」について学びました。杵築市では人口減少に歯止めをかける魅力あるまちづくりを目指し、人生の段階に応じた支援や応援ができないか検討し、新しい施策の展開を図るためと定住促進として、市民の皆様が利用できる事業をわかりやすくお知らせするため、各課の関連する施策を整理し、分野別にとりまとめて、住むをテーマに9事業、働くをテーマに8事業、暮らすをテーマに91事業の合計108事業を実施しています。このプランは市のウェブサイトに掲載し、市民の皆様に告知し、転入されてきた方には、市民課窓口にて冊子を配布し、生活の中で活用していただいているそうです。このプランの見直しは毎年度、10月頃から総合計画の実施計画見直しや当初予算編成時期にあわせ実施、見直し、新規事業の検討を行い4月に公表しています。課題としては全体的に固定された事業が多くなり、市独自の取組事業が少ない状況であることや地方創生の取組を検討する中で、今生活している市民が杵築市でずっと住み続けたい、また杵築に住んでみたいと思っていただける取組をしていく必要性を感じていることをあげていました。日本全体が少子高齢化が進む中で、定住人口の増加策は地方自治体の生き残りをかけた重要な課題です。今日学んだ事を踏まえて、土浦市にあった施策を検討し提案してまいります。
2017-02-09
行政視察二日目は、由布市にて「クアオルト研究会を含むまちづくりについて」由布市から頂いた資料によると、クアオルトとはドイツ語で「クア(Kur)」は保養、療養を意味し、「オルト(Ort)」は場所、土地を意味する言葉であり、直訳すると「保養地」と意味になります。クアオルトの本場ドイツでは、健康を中心としたまちづくりを行っている自治体のうち、法律によって特に高品質な滞在環境を持ち且つ医療的施設を完備するなど、一定の基準を満たした自治体(地区)を国が「クアオルト」と指定しているそうです。「クアオルト」とは単に温泉保養地を意味するものではなく、広く健康的な良質な保養地づくりをしている地域を示す言葉であります。クアオルトの形成には、行政の長期計画を始め土地利用計画、環境計画、景観計画、建設計画、観光計画、交通計画などにより、地域全体の高品質な環境が担保されている「クアオルト」とは健康を中心に、住民福祉と滞在者福祉に貢献し、自然と共生した環境負荷の少ない「まちづくりの理念」として由布市では第二次由布市総合計画の基本指針としているそうです。由布市ではクアオルト研究会の事務局を担当し、平成23年には同様の課題に取組む三つの自治体と協力して温泉クアオルト研究会を設立し、お互いの特徴を活かしつつ、協働して日本版温泉クアオルトのまちづくりを研究していくこととなり、平成27年に全国5市で日本クアオルト協議会を設立し、現在は6市1町で日本型クアオルトの普及・拡大に取り組んでいます。由布市ではこの研究会に民間活力を導入し、観光協会や事業者による協議会を設立しにこの事業に取り組んでいくそうです。本誌でも現在、第8次総合計画を策定中ですので、今回学ん由布市が目指すまちづくりの目標「地域自治を大切にした住み良さ日本一のまち・由布市」を参考にさせていただきます。
2017-02-08
早朝6時に土浦から成田空港には向かって車で出発し、成田空港発8時25分のLCC航空を利用して約1時間40分大分空港に到着です。今日から別府市、由布市、杵築市を回る会派郁文会の行政視察です。初日の別府市では、移住支援につい学びました。別府市の特徴的な事は、産業の80パーセントが第三次産業である事や 立命館アジア大学など3大学がある為、年齢別人口の18才から22才が一時的に増加し、大学の卒業と共に大きく減少する所に有ります。その事を踏まえて、子育て世代の移住、定年後の第二の人生を過ごす為の移住支援の施策として、空き家バンクを設け、移住希望者に紹介する事や企業や民間団体と協働で定住人口を増やす為の事業を実施しています。説明の後に質疑応答を行い、最後に担当者が移住者を増やすことも重要で有るが、現在居住している市民の皆様が笑顔で暮らせる施策を実施する事が大切で有る旨のお話を頂いたことが印象に残りました。
2017-02-07
1月31日より2月10日まで、市内各地区の公民館を会場に環境問題地区懇談会が開催されています。内容は環境保全課より①第二期土浦市環境基本計画(改訂版)策定について②霞ヶ浦の水質浄化に向けて③土浦市廃食用油回収事業について④ごみの野焼きの禁止についてです。環境衛生課からは、家庭ごみの処理有料化制度導入について、一中地区公民館から始まり、四中地区公民館、二中地区公民館、三中地区公民館、そして今夜は都和公民館で開催されました。会場には地域の環境問題の改善に熱心に取り組んでいる地区長さん、さわやか環境推進委員の皆様が集まり、説明後の懇談・質疑応答の時間では今後の環境問題の取組み課題について意見が交わされました。五つの会場で共通して上がった意見としては、ごみの収集ルールやごみのポイ捨等やマナーを守らない悪質なマナー違反に対する問題が出されていました。市ではこの懇談会で提案された意見を踏まえて、環境問題を解決する施策を策定していく予定です。
2017-01-29
節分前に実施する毎年恒例の行事「荒川沖DO!!すっぺまつり」も今年で11回目の開催となります。天候にも恵まれて朝から大勢の来場者で賑わい、大盛況にて無事終了しました。A-1グランプリではツインディーズカフェが二連覇、アラレンジャーと鬼の対決は、PPAPダンス対決など競い合ううちに、お互いの力を認め合い親友になり、仲直りの証として恋ダンスを踊りることとなり、会場全体で恋ダンスを踊りました。最後は福はうちの掛け声で豆をまきを行い、今年一年の幸せを会場全体で祈願しました。
2017-01-01
新年、明けましておめでとうございます🌅土浦市の発展の為に尽くす事を志し、市議に当選させていただいてから十年目を迎えます!今年の抱負は「市民の皆様に選ばれた清廉恪勤の市議として、心豊かなまちづくりを推進します」今年も、初心は忘れず、市議としての役割を自覚して邁進します。写真は昨年末に土浦市議会の会派郁文会の仲間と中川市長に平成29年度の予算編成にあたり予算要望書を提出したものです。これからも皆様の声を市政に反映させていきますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
2016-11-02
議会運営委員の行政視察最終日は長野市です。長野県は最も移住したい県のランキングでトップで、長野市は2016年幸福度ランキング中核市第2位に輝いた市で32の地区に住民自治協議会を設置しまちづくりを推進しています。市役所庁舎は本年1月にオープンし、議場は長野市の名産の一つ栗の木材を机や壁板に使用した大変明るい素晴らしい議場です。さて、今回の視察項目は議会基本条例の運用と検証、そして議会改革の一環として設置した議会活性化検討委員会の取組について学びました。長野市議会では平成21年に議会基本条例を制定しています。特徴的だと思った点は、地域住民に関係が深く、関心が高い事案があった場合に当該地域にて委員会を開催する旨の項目があり、実際に事案に関係の深い地域の地区住民自治協議会の代表者を参考人招致をして委員会を開催し問題の解決に取り組んだそうです。議会活性化検討委員会では短期、中期、長期に分けて課題を整理し、議会改革に取り組み、本年度からもう一歩進だ議会活性化を目指し、議長の諮問機関で
はなく、特別委員会の設置などを検討しているそうです。議会改革を常に推進し、市民により開かれた議会を目指す姿勢は我が土浦市議会にも積極的に取り入れたいです。
2016-11-01
2016-11-01
本年6月の定例議会において議会運営委員に任命され、初めての行政視察は福島県会津若松市にて「議会改革の状況と議会基本条例の運用について」です。会津若松市議会は平成19年より議会改革に取り組み、平成20年に議会基本条例を制定した議会改革の先進地です。視察項目の説明には、会津若松市議会議員の、松崎議員、大山議員、小倉議員の3氏が出席し、議会改革の状況や基本条例の運用について詳細に説明をしてくださりました。話の中で特に参考となったのは、市民との意見交換会の運営と意見交換会で上がった課題を持ち帰り、議員が構成する4つの政策検討部会にて課題解決に向けた議員間討論を繰り返し実施し、政策研究テーマを明確にし、政策提言書を作成し、執行部に対して政策提言を実施しているところです。今日学んだことを土浦市議会にも積極的に取り入れ、市民により開かれた土浦市議会を創造してまいります。
2016-08-26
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