愛知県新城市行政視察

2016-02-05
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愛知県の行政視察二日目は新城市で実施している「地域自治区制度」と地域活動を支援する人材の育成活用システム「地域活動支援員制度」です。新城市は平成17年に三市町村による合併で愛知県内で二番目に広い面積を有する広域な行政区となったため、それぞれの地域が抱える問題点も多種多様となりましたので、その問題を解決するために、地域自治区制度を導入することにより、市民の意見を反映した施策が充実し、効果的・効率的に地域課題が解消するだけでなく、多くの地域住民の参画により市民活動が充実・活性化し、地域自体が活性化することを目指しています。代表的なものとして地域活動交付金が有ります。この交付金は地域自治区の人口と面積により査定された交付金(約百万円~五百万円)を活用して地域事業を行うものです。所定の募集要項に沿って事業計画を策定し、その計画を地域協議会が査定し、交付が決定するそうです。地域活動支援員制度は市の職員が愛郷心を持って地域問題解決や活性化につながる活動を支援する新城市役所独自の制度です。地域活動支援員は自らの意志で「新城市地域活動支援員育成カリキュラム」を受講し、資格認定試験に合格し、地域活動支援員に登録をします。現在、職員の約20%が登録して活動しています。将来的には100%の登録を目指しているそうです。今回、学んだ制度を土浦市が取組でいる市民協働のまちづくりに活かせるように、これらの制度を分析して、土浦市に活用できる政策として提案をしていきます。研修の後、議会事務局の方にご案内頂いた設楽原歴史資料館には全国から集めた多くの火縄銃が展示されいて、土浦市の関流砲術の火縄銃も展示されていました。

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