登別市行政視察

2017-07-05
IMG_1239.JPG IMG_1241.JPG IMG_1242.JPG IMG_1245.JPG IMG_1246.JPG IMG_1247.JPG IMG_1250.JPG IMG_1253.JPG
登別市では「移住・定住促進に向けた取組について」を学びました。平成17年に北海道では退職時期を迎える団塊の世代等の第2のふるさと探しの動きを踏まえ、首都圏退職者等の移住促進の取組を始め、登別市でも同時期に登別市の魅力の一つである全国でも有数の観光都市を活かしてこの事業に取る組むことになりました。平成25年度には地域おこし協力隊の活用や移住者の声の募集、不動産協会との連携などを実施、移住・定住施策の推進の環境整備を実施し、平成26年には移住パンフレットを刷新、体験型パッケージツアーの実施や大阪で開催された北海道移住フェアへ参加するなど具体的な事業の取組を始めました。平成27度からは、より積極的な取組としてインターネットホームページにて登別市の魅力を動画で紹介するなどインターネットや雑誌を活用し、この施策のPRに力を入れたことにより、一週間の移住体験、1カ月の移住体験、季節で楽しむ移住体験などの「ちょっと暮らし」参加者が増加し、北海道内で2番目に多い利用者数となっています。移住体験から完全定住に移行する世帯数も平成27年実績で5世帯13名となり、徐々にこの施策の効果が現れてきたとのことでした。今後の取組としては、ターゲットをリタイヤ世代から現役世代にすることや市内での就業にどのようにつなげること、官民連携による移住促進を行うために協議会の設置を実施していくそうです。登別市が実施ている移住・定住促進についての取組は登別市のイメージアップにも大きく貢献する事業であり、費用対効果の面からも素晴らしい成果を上げているのではないかと感じました。土浦市にも導入すべき点が多々あり、本市のまちづくりのヒントを沢山頂きました。
Copyright(c) masaki-shinotsuka. All Rights Reserved.