苫小牧市行政視察

2017-07-06
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行政視察最終日は苫小牧市において「苫小牧観光ビジョンについて」学びました。苫小牧市における観光ビジョン策定までの経緯は、平成22年に市長の公約に基づき「ビジット苫小牧観光会議」が設置され、年1〜2回の会議を実施し、平成27年の市政方針の中に観光振興ビジョンの策定をあげ、平成28年2月に苫小牧観光振興ビジョンが策定されました。このビジョンの構成は、目的を交流人口の増加による地域経済の活性化とし、目標を・地域の魅力の有効活用・まちぐるみでの観光推進・新たな魅力づくりの三点を掲げ、地域の魅力の有効活用では、水揚げ量日本一のホッキ貝に代表される美味しい食材や全国屈指の五つ星キャンプ場「オートリゾート苫小牧アルテン」など、点在する観光資源の有効活用し、観光入込客数を平成34年までに260万人に設定しています。まちぐるみでの観光振興では、観光客は様々な人やサービスに接した上で、街への印象や思いを持ち帰ることから、まちぐるみでの観光振興を推進し、苫小牧市のファンやリピーターの増加を目指し、評価指標を観光案内所利用状況を平成34年度までに25,000件としています。新たな魅力づくりでは、「とまこまいコスプレフェスタ」やご当地キャラクター「とまチョップ」などの新たなサブカルチャー、テレビドラマ等のロケ地の採用など、新しい動きを地域の魅力につなげるため、関係者と連携し、様々な仕掛けの展開を目指し、評価指標を各種イベント環境客動員数を平成34年度までに55万人としています。苫小牧市は新千歳空港から車で30分、観光船やカーフェリーが行き交う港が整備され、交通の便がとても良い地域であるため、北海道観光の出発点に位置しています。そのため宿泊する観光客が少ない点が問題点の一つとされています。土浦市も首都圏から電車で1時間、成田新国際空港から高速道路で約30分と交通の便が良い地域で、苫小牧市と同様の問題を抱えていますので平成28年度にスタートした苫小牧市の観光振興ビジョンを参考に、これからの土浦市の観光ビジョンを検討し、様々な提言をしていきたいと思います。
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