熊本地震 震災ミュージアム

2022-11-10
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熊本県では、2016年に発生した熊本地震を通して得られた教訓等を後世に伝えるため、県内各地に点在する地震断層や震災建物等の震災遺構と熊本地震を伝える拠点等を広域的に巡る回廊形式のフィールドミュージアムを2023年に開館を予定し、旧東海大学阿蘇校舎敷地内に整備しています。現在は地震の被害を受けた旧東海大阿蘇校舎1号号館の震災遺構見学を実施しています。敷地内に現れた地面の隆起や亀裂、地面の横ずれや外壁の亀裂や階段の損傷など地震の凄まじさを感じる旧一号館中央部が見る事が出来ます。1号館は元々ひとつの建物で、建物の両側に耐震補強工事を実施していましたが、地震の時に耐震補強をしていない中央部分が激しく損傷したので、建物を保護するため三つに分断して残してありました。ミュージアムの目的である震災の教訓を後世に伝えるために、ボランティアガイドの方々が当時の地震の状況や災害時の対応などなどの説明を実施しています。昨日、茨城県では最大震度5の地震が発生し、今後も余震の恐れがあることが気象庁から発表されていますので、日頃の災害に対する備えや災害時の対応など、再度チェックし、災害に対応する為の訓練や災害時の心構えの重要性などを再認識した研修会でした。

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