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甲州市行政視察
議会報編集委員会の視察で山梨県甲州市にお伺いしました。甲州市議会が発行する市議会広報「こうしゅう」は市民登場企画が充実し、技術的にも万全であると、専門家から高い評価を得ています。A 4サイズ26ページの会報は、市議会と市民の会談企画や市民フォーラムという市民の投稿欄など市民との対話を重視する議会の姿勢がよく表れていることや、一般質問の記事では発言者の写真や内容に関する写真を掲載し、解りにくい専門用語等は解説文を載せるなど理解しやすい内容になっています。ユニークな企画としては有料広告や四コマ漫画を掲載するなど、市民に解りやすく親しみやすい広報紙を発行に努めていました。また、甲州市役所はショッピングセンターを改修して庁舎として利用しています。1階入り口には市民ホールが有り、市のイメージキャラクターが展示されていました。案内看板などの色を市の名産品であるワインにちなんでワインレッドで統一していました。土浦市でも駅前の再開発ビル「ウララ」購入し、本年3月から改修工事に着手し、来年5月に開庁を目指しています。議場のレイアウトなど本市役所にも大変参考になる視察でした。
第八回荒川沖DO! ! すっぺまつり
福祉行政の課題
朝日新聞が毎週月曜日に連載している「報われる国」の1月27日版に「高齢者放り出す自治体」という大きな見出しの記事の中に土浦市が登場しました。全体的な内容は養護老人ホームの措置控えが全国の自治体で横行している現状で、生活保護を必要としている高齢者の問題を指摘している内容です。土浦市が登場した主な内容は、体調を崩し職を失った老夫婦が生まれ故郷の茨城県を歩いて目指している途中の土浦で奥様がケガをし、土浦市役所に助けを求め、対応した市の担当職員が生活保護申請を受け付けたうえで、ひたちなか市の無料低額宿泊所に送ったが、この施設が劣悪な環境であると同時に施設の入居者や関係者から冷遇されたので、宿舎を逃げ出し土浦市に相談したところ生活保護を打ち切る旨の話をされ、その後、水戸市に助けられたような内容です。記事を抜粋して読むと「土浦市というところは酷いところだ」「職員は何をやっているのだ」という怒りを覚える方々も多くいらしたようで、市の担当にも早朝よりクレームや問い合わせがあったようです。日本一住みやすい街「土浦」を掲げている本市ですから、福祉行政の課題には一所懸命取組でいるので、この様な記事が出るのは大変悲しい事です。事実はどうであったのか、知りたい方もいるのではないかと思い、私は今回の新聞報道に関する部署の担当委員会に所属していますので、担当課より説明があった経緯を紹介します。
・平成24年10月17日保護開始:土浦駅で妻がケガをして所持金も無いので生活保護の相談があり、手続きをするうえで住所を特定する必要性があるため、無料低額宿泊施設への入所と同時に生活保護を開始する。
・平成24年11月定期訪問:ホームレス生活のため着る物をほとんど持っていなかったが、施設長より洋服を貰い感謝していた。
・平成24年12月定期訪問:施設は住みやすいし、助けていただいてありがとうと笑顔で話す。
・平成25年1月定期訪問:二人とも笑顔での対応、生活も自立しているので問題ないとのこと。
・平成25年4月定期訪問:施設も住みやすく感謝していると話。施設長も、施設の畑を手伝ってくれるので助かると話す。
・平成25年6月6日失踪:施設長より、生活保護費を引き出しに行ったまま施設に戻らず、仲間内には、寮を出て行くと言っていたので、14日までに戻らない場合には退所扱いにするとの連絡が有った。
平成25年6月13日保護廃止:本人が本市に来庁し、施設入所者間のトラブルが有り、施設を飛び出したと説明。住所が特定されないと生活保護の継続が出来ないことと、返還金が発生する事を説明し、施設に戻る事を勧めるが、戻る気がないとのことだった。これからの生活について詳細は語りたがらなかったが、手持ち金もあり生まれ育った茨城町ならば何とか生活する目途があるとして辞退届を提出されたので受理した。
以上が今回の経緯です。担当課は今回の新聞報道を真摯に受け止めて、この問題の実態調査や対応と課題などの検討を行っています。この様な福祉行政に対する課題は多く、なかなか解決策が見いだせない難しい問題ですが、日本一住みやすい街を創るために、土浦市の職員や関係団体などの皆さんは日夜奮闘しています。私も福祉行政向上のため、より良い環境を創るために様々な提言を行いますので、皆様のご意見を頂ければ幸いです。
みんなで協働のまちづくりシンポジウム
みんなで協働のまちづくりシンポジウムが土浦市民会館で開催されました。今年のテーマは「地域が育む子どもたち〜子どもの明るい未来のために〜」ホールでには各地域で活動されている各種団体を紹介するポスターセッションが行われ、基調講演は千葉大学大学院教授で子ども安全まちづくりパートナーズ理事の木下勇先生による「地域の関わりで子どもの自主性を育む」と題した講演があり、北小金の地域で取り組んだ事業「わくわく探検隊」中心としたお話を頂きました。子ども安全まちづくりパートナーズでは子ども安全冊子としてチャレンジ防犯まちづくりと題した漫画冊子を発行しいます。この冊子はホームページで無料でダウンロードできるそうです。アドレスはhttp://kodomo -anzen.org/です。講演のあとは5つの団体の代表が、今まで取り組んだ活動事例の紹介したパネルトークがあり、参加者は熱心に発表に耳を傾けていました。また会場内では、聴覚に障害者が有る方々向けに発言内容を文字としてスクリーンに映し出すシステムをボランティアの皆様が運営いしていました。シンポジウムに参加して、土浦市全体にこのシンポジウムのタイトル通り「みんなで協働のまちづくり」の考え方が浸透している事を実感しました。
土浦市手をつなぐ子らの作品展
第44回土浦市手をつなぐ子らの作品展がJR 土浦駅前に有るウララビル五階の県南生涯学習センター展示ホールで26日まで開催されてます。市内の小中学校の生徒、約240名の絵画や創作折り紙、木工製品等など個性豊かな素晴らしい力作が展示されていまので、お近くにお越しの際は、是非、会場に足を運んで下さい。
平成26年土浦市出初め式
寒冷前線が日本列島を包み込んだ寒さのなか、恒例の土浦市消防出初め式が開催されました。市長観閲式では寒さをものともせず、凛と整列した消防署員と各地域の消防団員の皆さんの勇壮な姿は、町を守る決意と日頃の鍛練の成果がみなぎっていました。式典では永年、防災活動に尽力された皆さんの表彰式が行われ、式典後には、駅前のウララ広場では鳶職組合の皆さんによる梯子乗りが披露され、会場を訪れた人からは、その素晴らしい演技に大きな歓声が上がっていました。消防車両のパレードのあと、最後に霞ヶ浦に一斉放水を行い出初め式が終了。今年も安全、安心な平和な街でありますように。
新年明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。燦燦と眩い光を放つ日の出を迎えた平成26年元旦!この様な明るい日差しに包まれた穏やかな日々が続く,よい年である事を願います。本年の抱負は市議会だより新年号に記載した通り「変革推進!市民のために粉骨砕身まちづくり」です。まず、今年の変革の大きな一つは議会基本条例の制定を目指す事です。平成23年6月に設置された議会改革に関する調査特別委員会にて調査研究を行い、議論を繰り返してきた「土浦市議会議会基本条例」の素案がまとまり、間もなくパブリックコメントを実施する運びとなります。なお、議会基本条例の詳細については、土浦市議会ホームページで閲覧ができます。二つ目は新庁舎の開庁や駅前北開発事業の着手などの中心市街地活性化事業です。商店街として発展してきた駅周辺に大規模な公共施設が移転します。行政と民間が手を組み、どの様な街づくりを考え、新しい中心市街地を創るのかが大きな課題です。今年も、皆様のご意見を参考に、水と緑の自然美あふれる土浦市のポテンシャルを活かした街づくりを提言します。
水郷桜イルミネーション
昨日、霞ヶ浦総合公園の冬のイベント「水郷桜イルミネーション」の点灯式が行われました。会場には冬に花開くアイスチューリップ約2000本がならび、日が落ちると桜や霞ヶ浦、花火をイメージしたイルミネーションが点灯してます。今年は、公園のシンボル風車も鮮やかに輝き、風車に続く光の回廊の中には桜色に点滅する一粒の光が有ります。発見された方にはきっと幸運が訪れると思います。2月14日のバレンタインデーまで17時〜21まで点灯していますので、ご来場下さい。
平成26年度予算要望
リーマンショックや東日本大震災等の影響により、低迷していた日本経済も政権交代後のアベノミクスなる経済政策の効果により徐々に明るい兆しが見えつつある昨今であります。しかしながら、日本の経済を支える中小・零細企業の現況は、原材料の値上がりや受注高の減少、単価の値下がり、個人消費の低迷、そして福島原発の風評被害化に有る茨城県は依然として厳しい状況で有り、法人税などの税収のアップは見込めない、厳しい財政状況にある事には変わりはありません。また、土木建築関係では、震災復興事業や東京オリンピック関連事業の影響による人材不足や、原油高などの影響による資材の高騰などで、公共工事における入札不調が全国的に多く見受けられるようになっております。この様な歳入の増加が見込めない上に、公共工事における歳出増が予想される平成26年度予算編成は大変難しい状況とは存じますが、土浦市の発展と住民の安心安全な生活を図る上で、重要な課題だと考えて、次の点を要望いたしますので、特段の御配慮をよろしくお願い申し上げます。
1.荒川沖地内住宅地道路の交通安全対策
2.小山田地域、中村南5丁目地域の都市下水路整備の早期実現
3.乙戸川改修工事を早期実現について県に強く要望する事
4.川口運動公園内野球場観客席の整備計画の実施
5.給食センター整備計画の早期着手
6.宍塚小学校跡地の利用計画の早期発表
7.公立幼稚園並びに保育所の適正配置計画の策定
8.土浦駅東西駐車場の利用者増加策として駐車料金の値下げなどの見直しを実施
荒川沖小学校ハッピーステージ
月日が経つのは早いですね。今日で11月も最後の日です。昨日は、私の母校の荒川沖小学校で恒例のハッピーステージが開催されてました。保護者の皆さんやこの地域にお住まいの住民の皆さんが招待され、子ども達が繰り広げる様々なパフォーマンスを楽しんでました。
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