‘行政視察’

珠洲市行政視察

2018-05-22
IMG_2320.JPG IMG_2322.JPG IMG_2327.JPG IMG_2329.JPG IMG_2331.JPG IMG_2332.JPG IMG_2334.JPG IMG_2335.JPG IMG_2336.JPG IMG_2337.JPG IMG_2339.JPG IMG_2338.JPG IMG_2340.JPG IMG_2341.JPG IMG_2343.JPG IMG_2344.JPG IMG_2346.JPG IMG_2345.JPG IMG_2351.JPG IMG_2355.JPG
会派の行政視察二日目は珠洲市にてブランド化に向けた取組です。珠洲市は能登半島の先端に位置し、人口14,609人で、地場産業は、小規模な農林水産業が中心だが、過疎化、少子高齢化の進行が著しく後継者不足となっています。しかし、近年では、豊かな自然環境による里山里海が見直され、各地域に伝わる「伝統文化」や「祭り」の継承や揚浜製塩業や珪藻士七輪など、珠洲固有の地域資源を有効に活用し、また、産官学の連携事業として、国立金沢大学との交流事業を積極的に進め、珠洲の魅力の発信と交流人口の拡大を図っています。珠洲市が取り組んだのは、地域で栽培されていた大浜大豆を活用したブランド化の取組です。地域固有の資源を活かした振興と都市部等との交流促進を図るために、交流施設「狼煙」を建設し、地物を利活用した商品開発、販売などを実施する計画を策定し、平成21年3月に総事業費2億1千3百万で施設を完成させ、同年4月29日にオープン、運営は地域の住民有志87人が出資者となり出資金380万円にて設立した「株式会社のろし」が指定管理者として管理運営しています。指定管理といっても特定の指定管理料を市が支払うのではなく、利益が上がった場合に利益の30%を市に納付する契約となっています。「株式会社のろし」では店内の商品の展示から新たな商品開発など12名の役員が中心となって様々なアイデアを出し合い、平成21年度のオープンから入込み客数3万人を超え、年々来場者を増やし、順調に利益を上げ、市に納付する金額も増えているとのことでした。株式会社のろしの代表で道の駅狼煙の駅長である新さんに設立当時のご苦労や運営の取組について直接お話を聞く機会を設けていただいたことは大変参考になりました。午後からは1768年創業の宗玄酒造さんが取り組んだ「酒米による地域おこし」を学ぶために宗玄酒造へ、代表取締役の徳力社長さんからお話をお伺いしますた。宗玄酒造さんお取り組みの一つが平成26年に社会人や学生などに呼びかけて耕作放棄地を復田し、石川県で新たに開発された酒米「石川門」を作る事業です。また、平成27年には地元の中学3年生に呼びかけて、3年生による酒米造りを実施し、取れた酒米にて酒を作り、酒瓶のラベルは中学生たちのデザインによるものです。この酒は5年間貯蔵熟成されるタイプカプセルとなり、中学生が成人式を迎える時にこのお酒で乾杯をすることになっているそうです。この事業を実施ていくうちに耕作放棄地だった田圃が減少し、地酒の新たなブランドが生まれ、地域おこしに役立っているとも話をお伺いできました。民間事業者が先行して取り組でいる二つのブランド化事業のお話を聞き、土浦市で現在取組んでいるブランドアップ事業を成功させるためのヒントをいただきましたので、これから執行部に対して政策の作成・提言を実施ていきたいと思います。

七尾市行政視察

2018-05-21
IMG_2309.JPG IMG_2310.JPG IMG_2311.JPG IMG_2313.jpg IMG_2316.JPG IMG_2314.JPG IMG_2317.JPG IMG_2318.JPG IMG_2319.JPG
土浦市議会会派創政会にて石川県七尾市で平成29年度より導入した「三世代家族住宅リフォーム奨励金」交付事業について学びに来ました。七尾市でこの事業を導入する事に成ったきっかけは、市長が市民の方から市ですでに実施ている定住促進関係の住宅取得に関する助成金以外にも若い者と同居するための住宅リフォームなどの助成金を検討してくれないかとの意見が寄せられました。また、数年前より議会でも老朽化した住宅のリフォームなどの助成を求める意見があったので、単に住宅に対する助成ではなく、少子高齢化の進んでいる中で、定住人口の促進と次世代に担い手となる若者が結婚を機に同居する。それから三世代同居を新たに始める方について補助制度を検討するとなり、平成29年より「三世代家族住宅リフォーム奨励金」交付事業が始まりました。七尾市の人口は平成16年当時約6万4千人でしたが、平成30年では約5万4千人を切っています。高齢化率も35%と平成16年当時より10%増えています。そのような背景を踏まえて、若者や子育て世帯が七尾市内に定住するために次の4点を事業の狙いとして「三世代家族住宅リフォーム奨励金」が創設されたのです。1.移住・定住人口の拡大2.同居による子育て支援の体制づくり3.高齢者が安心できる住宅環境の提供4.若者が定住し、活気ある地域づくりなど世帯間の助け合いにつながる。の4つです。交付要綱は「新たに三世代で同居、準同居を始める世帯や、結婚を機に親と同居、準同居する世帯が、100万円以上の住宅の増改築や改修工事を行う場合に50万円を奨励金として交付します。対象となる工事には、子ども部屋や寝室の増築、トイレ、浴槽、台所などの改修(設備の取り換え含む)となります」奨励金の交付を受けるまでの流れは、事業相談→工事完了→申請→交付決定→奨励金交付となります。また、申請などの手続きを地域の工務店などの建設業者がアドバイスや代行してくれるのそうです。平成29年より始まったこの事業の初年度3件に交付実績があり、相談件数は徐々に増えているそうです。今後のこの事業の取り組みとして、単に住宅リフォームのための補助事業ではなく、人生100年時代と言われ、団塊世代が年齢を重ねていく今こそ改めて家族の絆を大切に感じ、互いに支え合いながら一緒に、また近くで暮らすという選択をする家族のきっかけとして取り組んでいくそうでです。定移住人口増加、少子化対策、高齢者対策、子ども子育て対策などなど、多方面に良い結果を得られる可能性があるこの事業の進行状況を注視し、土浦市でも取り入れられる点を考え、政策として提言することを検討していきたいと思います。
追記:七尾市の道の駅で見つけた「いしかわ里山里海サイクリングロード」スタンプラリーチェックポイントの看板です。QRコードも有り、なんだか楽しそうです。土浦市のサイクリング事業にも導入したら楽しく盛り上がるのではないかと思いました。

奄美大島市行政視察

2018-01-25
IMG_1962.JPG IMG_1960.JPG IMG_1953.JPG IMG_1952.JPG IMG_1963.JPG IMG_1950.JPG IMG_1949.JPG IMG_1948.JPG
IMG_1947.JPG
 鹿児島県の行政視察三日目は奄美市にて「地域に根ざしたふるさと教育」〜あまみの子どもたちを光に〜です。奄美市には小学校21校、中学校11校が開校されており651名の子どもたちが学んでいます。このふるさと教育の基本方針として、次のように記載されています。本市の恵まれた自然や教育的風土に学び、自分が生まれ育った郷土のよさを実感し、郷土を愛し、郷土の伝統・文化に誇りをもつ子どもを育成ことである。さらに、他者との調和を求めながら、思考し、判断し、行動していく能力、また、生命や人権を尊重する心、他人を思いやる心、郷土を愛する心など時代を超えても変わらない価値ある心情を育むことであ(中略)大いなる可能性をもつ「あまみの子どもたち」一人一人を「光」輝く存在に育成するものである(後略)この方針のもと奄美市学校教育ビジョンが作成して事業を展開しています。その事業の中のテーマの一つである島を愛する「あまみっ子」(郷土を愛する心、異なる文化を尊重する心)の「子どもたちの情操育成事業」(伝統文化の継承)についてでは、⑴歌声の響く学校づくり・地域づくり」⑵花づくり・花いっぱい運動⑶伝統文化の継承の三つの柱を掲げて取組んでいる実績をお伺いしました。伝統文化の継承については、その根幹をなす「シマグチ(シマユムイタ)」の伝承活動を重点に、幼稚園、小学校、中学校において積極的に取り組んでいるそうです。その理由としては、ユネスコの調査によると消滅の危機にある言語・方言の中に奄美語(奄美方言)があがっています。危機というレベルは「家庭において当該言語を母国語として学ばないこと」です。危機レベルの要因の一つには、第2次世界大戦の終戦後アメリカ軍の統治下に置かれ、日本国への復帰が遅れた奄美大島では、方言を使わずに日本語の標準語を話すような教育が進められました、そのため、当時の教育を受けた60代〜70代の世代では奄美言葉を理解できない世帯が増えたそうです。しかし、方言はその地域や他方の人々の生活と深く結びついており、そこで生活する人々の気持ちや感覚をぴったり表現することができるので、地域に残る大切な文化を知ることは地域を知り、地域を育てることにつながると期待を込めて、朝の挨拶の時間などで方言で挨拶を行うことやご年配の方々との交流を図る事業を実施しているそうです。この教育方針の成果として、大学や就職口の少ない奄美大島では高校を卒業すると殆どが島を離れて暮らすことになりますが、この教育を受けた子どもたちは将来必ず島に帰り、島のために貢献をしたい旨の話をするそうです。まちづくりの概念は自分の生まれた地域に誇りと愛着をもち、街の問題点を解決することです。郷土を愛する心の育てる教育方針は素晴らしいと実感しました。余談ですが、奄美大島の空港に着き、目的地まで島内を車で移動する際に、横断歩道を渡った中学生くらいのの子どもたちが渡り終わった後に止まってくれた車に対して全員が車に向かって丁寧に会釈をしました。礼儀正しいなと思ったら次の横断歩道でも同様に「ありがとうございました」と頭をさげる。礼節を重んじる子どもたちの姿勢を目の当たりにしました。奄美市の教育方針を学び、子どもたちの姿勢に納得しました。また、朝に宿泊施設の近くにあった公設市場にふらりと寄ると、競りの状況を遠くからですが見学できたり、ゴミの落ちていないきれいな公園に設置してあった環境美化のための看板などを見ることができ、沢山収穫があった視察でした。

鹿児島市観光農業公園

2018-01-24
IMG_1937.jpg IMG_1934.JPG IMG_1938.JPG IMG_1939.JPG IMG_1941.JPG IMG_1943.JPG IMG_1944.JPG IMG_1945.JPG
IMG_1946.JPG
 鹿児島市観光農業公園(グリーンファーム)は農村地域の魅力ある自然、農畜産物等の資源活用により、農業及び農村地域の活性化を図るとともに、食と農への理解や循環型農業を通じた環境への関心を高め、観光の振興に資するため、都市と農村の交流拠点として、平成24年に合併特例債を活用し、総事業費約36億円にて敷地面積約41.3haの広大な敷地に整備された施設です。交流と体験のフィールドを基本コンセプトとして民間参画ゾーン、体験学習ゾーン、地域交流ゾーンの3つのゾーンで構成されています。民間参画ゾーンでは民間事業者が循環型農業の技術を活用して、安心で安全な農産物を生産し、体験学習ゾーンは体験用農地、農産物直売館、農園レストランや黒豚を飼育している環境学習棟、キャンプ場などがあります。地域交流ゾーンには調理体験室や工芸体験室、研修室などを使って農業講座や郷土料理体験などができる交流体験館、豊かな自然環境の中で、のんびりと家庭菜園やガーデニングを滞在しながら楽しめる市民農園とラウベと呼ぶ簡易宿泊所と農園がセットになった滞在型市民農園があります。滞在施設にはキッチン、トイレ、リビング等が整備され年間22万円の使用料で最長3年間使用が可能となっています。公園の利用者数は年間19万人を超え、農業体験や調理体験などの体験プログラムがあり、参加者数も約3万7千人を数えて鹿児島市民だけでなく近隣の市や福岡県などの近隣の県からの利用者も増えているそうです。鹿児島市では第2期グリーンツーリズム推進計画に沿ってグリーンフォーラム利用促進アクションプログラムを推進していくそうです。土浦市にも小規模ではあるが同様の施設「小町の館」などにこの事業の体験プログラムなどを参考に、新たな事業を提案していきます。

姶良市行政視察

2018-01-23
IMG_1911.JPG IMG_1926.JPG IMG_1929.JPG IMG_1931.JPG IMG_1923.JPG IMG_1921.JPG IMG_1920.JPG IMG_1918.JPG IMG_1914.JPG IMG_1913.JPG IMG_1932.JPG
 鹿児島県姶良市は平成22年に姶良町、加治木町、蒲生町の三町が合併して人口約7万5千人の市として誕生しました。鹿児島県の空の玄関口である鹿児島空港がある霧島市と県庁所在地の鹿児島市の間に位置し、人口減少が深刻化しておる全国の市の中でも珍しく25歳から30歳の人口が年々増加をしている市です。また、2017年住みよさランキングでは2年連続館内トップとなっています。まちづくりカフェの取り組みは第2次総合計画の策定に向けて市民の意向を十分に反映させることを目的に市民満足度調査を実施した後に「ワールドカフェ」方式により市民の皆様の意見を伺い、市民の代表50名で組織する「まちづくり50人委員会」を開催して分野ごとにワークショップを行い、将来ビジョンに対する意見をまとめて総合計画の策定に反映させるそうです。まちづくりカフェのワールドカフェ方式とは、お茶やコーヒーを飲んだりお茶菓子を食べたり、まるでカフェにいるときのようにリラックスできる雰囲気の中で、組み合わせを変えながら4〜5人の少人数グループで意見を出し合い、新しい知識や考え方を見つける話し合いの手法です。まちづくりカフェの報告書には姶良市のいいところ、頑張ってもらいたいところ、いいところをもっと良くするために、出来ること、必要なことについて自由に意見を出された内容が分かりやすくまとめられています。この事業で特質すべき点は、申し込みの多くが20代の年齢層で男女比もほぼ半数と若い世代が参加したことでしょう。また、申し込みのきっかけも広報誌や職場方の要請が大部分を占め、参加者が活発に意見を出し合い、市民参画企画が有効であったと回答している点であると思います。土浦市の事業でも幅広い年齢層のあらゆる職種の市民代表が集い、将来のまちづくりを積極的に話し合える機会を設け、その意見を政策を市政に反映させるための事業を提案していきたいと思います。
 議場コンサートのきっかけは平成26年4月に姶良市誕生後2期目となる姶良市議会総選挙及び市長選挙が行われが、当時の副市長より「市議会の改選後、第1回目となる定例会開催にあたり、本市の芸術文化にふれあう癒しのひと時として加音オーケストラ団員による演奏会を議会開催前に行ってはどうか」との提案があったことが初回開催のきっかけとなりました。改選後の5月に議会運営委員会・全員協議会で諮ったところ、開かれた議会を目指し、市民の皆さんに議会を身近に感じていただき、議会への関心を高めてる機会とすることを目的として始まったそうです。第1回開催後、平成28年2月に第2回目、平成29年2月に第3回を開催しています。今後の課題としては、広報活動の強化や出演依頼の難しさやコンサートを見に議場に足を運んだ人が本会議の傍聴していただけることを期待しているが難しいなどの実状をあげていました。この議場コンサートの事業はは市民に開かれた議会を目指すとても斬新でユニークな手法であると思います。土浦市議会でも市民い開かれた分かりやすい議会を目指して議会報告会を開催していますが、本会議の傍聴者を増やすための企画などはまだ実施していない状況なので、姶良市議会で進めている事業を参考にさせていただき新たな取り組みを企画していきたいと思います。

福岡県福津市行政視察

2017-10-13
IMG_1582.JPG IMG_1583.JPG IMG_1585.JPG IMG_1587.JPG IMG_1588.JPG IMG_1591.JPG IMG_1592.JPG IMG_1593.JPG
福津市は平成17年1月に旧福間町と旧津屋崎町が合併し誕生しました。福津市という名称を決定するにあたり、全国に公募をし約三千通の応募の中から合併協議会において慎重に協議をし、幸福や多くの人が集まる津(港、場所)という意味を込めて決められたそうです。合併後の議員定数及び報酬の見直しを実施し、現在18名の定数となっています。福津市議会では議会基本条例制定の検討を行いましたが、先進的な議会である町田市議会を視察した際に基本条例を制定しなくても議会改革は推進できるという実例などを参考に、条例の制定によるメリットとデメリットを検討した結果、議会基本条例を制定しないで議会改革を推進する方向に決めたそうです。議会では一般質問を一問一答形式にし、予算・決算委員会を全議員により構成し、9月定例議会にて3日間の集中審議を実施しているようです。今回の行政視察を快くお引き受けいただいた福津市議会の皆さんに深く感謝申し上げます。

福岡県古賀市行政視察

2017-10-12
IMG_1566.JPG IMG_1567.JPG IMG_1568.JPG IMG_1571.JPG IMG_1572.JPG IMG_1574.JPG IMG_1575.JPG IMG_1579.JPG IMG_1581.JPG IMG_1580.JPG
議会運営委員会の行政視察二日目は福岡県古賀市です。古賀市は早稲田大学マニュフェスト研究所が実施している議会改革度調査において九州地区の市議会で改革度ランキング一番になった議会です。そのため、全国各地の市議会から議会改革に関する視察に訪れています。研修は市議会議長の結城議員、清原副議長をはじめとする6名の議員が担当していただき、説明後に質疑応答を兼ねた意見交換を実施し、議員の皆さんの生の声を聞けたことは大変貴重な研修時間となりましたが、予定している電車の時間が迫ってきたため、こちらの勝手な都合により、研修時間を短縮していただくなど、視察を快く引き受けていただいたのにもかかわらず、大変失礼な対応をしてしまったことを古賀市議会の皆様に深くおわび申し上げる次第です。
 さて、古賀市議会の議会改革の取り組みは2010年から始まり、2011年よりインターネット中継の実施、議会基本条例の施行、災害対応用雨の作成などの市民に開かれた議会を目指した改革を推進しています。今回の視察の様子も古賀市議会のホームページから見ることができるそうです。議会基本条例の条文の中で特出すべき点は、第5章の政策推進会議であると思いました。政策推進会議運営要綱を作成し、市民の声をもとに提言に向けて議員間の討議を積み重ねて、課題解決に関する勉強会や実態調査などを実施し、提言書をまとめ、議会として市長に提言をしています。ほかにも、災害時における議員行動マニュアルの作成、議会報告会の実施要綱などなど古賀市議会が実施している議会改革の取り組みは、当土浦市議会の議会改革の今後の取り組みに大変参考になりました。今回の視察を受け入れてくれた古賀市議会の皆様に重ねて深く御礼申し上げます。

議会運営委員会行政視察

2017-10-11
IMG_1557.JPG IMG_1564.JPG IMG_1562.JPG IMG_1559.JPG IMG_1565.JPG IMG_1558.JPG
議会運営委員会にて長崎県諫早市に行政視察に訪れました。研修の課題は「議会基本条例の検証について」です。諫早市議会では議会基本条例制定に向けて平成23年より基本条例策定小委員会を設置し、素案をまとめた後、議員全員からの意見を聴き、パブリックコメントや市民との意見交換会なども実施し、平成24年12月定例会において全会一致にて可決し、平成25年4月より施行しています。施行後の平成26年に検証シートの様式を確定し、各会派ごとに検証シートに基づき評価を行い、検証シートを作成しています。また、平成27年9月には議会基本条例の検証・評価を外部に委託することを決め、地域の大学である長崎ウエスレヤン大学に委託し平成29年度に検証結果をまとめた検証評価シートを作成し、この検証結果を踏まえた改正を実施しています。議員間の検証の中で、市民が傍聴しやすい環境づくりのため、議会用語集を作成し、インーネット上での公開や傍聴席に用語集を常備していました。そのほかにもタブレット端末を利用し、事務局からの連絡事項や資料の配布などを実施や第三者から客観的評価の導入などなど土浦市議会に直ぐにでも導入すべき事項が多くあり、大変有意義な視察研修でした。視察を快くお引き受けいただいた諫早市議会並びに諫早市議会事務局の皆様に深く感謝申し上げます。

白山市行政視察

2017-10-03
IMG_1533.JPG IMG_1532.JPG IMG_1529.JPG IMG_1526.JPG IMG_1535.JPG IMG_1534.JPG IMG_1523.JPG

広報広聴委員会の視察二日目は白山市です白山市の議会だよりは表紙を市内にある美術短大の学生さんが描いたイラストが飾り、最終ページには市民の皆さんから寄せられたコメントが掲載されるなどなど素晴らしい内容のわかりやすい広報誌でした。また、議会と各種団体との意見交換会や議会報告会を積極的に開催するなど、市民に開かれた議会運営を実施している先進的な議会でした。行政視察を快く引き受けていただいた白山市議会の皆さんに誠にありがとうございました。

広報広聴委員会行政視察

2017-10-02
IMG_1510.JPG IMG_1511.JPG IMG_1512.JPG IMG_1514.JPG IMG_1517.JPG

今日、明日と広報広聴委員会にて行政視察に来ています。初日は、富山県小矢部市にて議会報告会と議会だよりについて学びました。小矢部市が実施している議会報告会では、事前に市民の皆さんから行政や議会に対する意見を募集し、市民との意見交換を重視していました。また、議会だよりにQRコードを貼り付け、様々な情報を気軽に取得できるようになってます。土浦市でも導入を検討すべきと思ったのは、コンビニにて議会だよりを置き、広く市民に伝えている点でした。メルヘンの街、小矢部市議会事務局の皆さん視察の対応を頂き誠にありがとうございました。

« Older Entries Newer Entries »
Copyright(c) masaki-shinotsuka. All Rights Reserved.